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介護福祉士に必要な能力を知っておこう!

介護福祉士に求められるもの

介護福祉士に求められるものは何か、ご存じでしょうか。
それは、決して知識や技術だけではありません。
もちろん知識や技術は大切ですが、それらはあって当然のものです。
そのほかにも介護福祉士に求められる能力があるので、どのような能力が必要とされているのかを詳しく見ていきましょう。

必要な能力とは

そもそも、介護福祉士に必要な能力とはどういったものなのでしょうか。
それは、コミュニケーション能力、素早い状況判断力、体力、柔軟性です。
それぞれどういった部分で必要とされるのか、詳しく見ていきましょう。

①コミュニケーション能力

介護福祉士にとって重要な能力の一つが、コミュニケーション能力です。
利用者の方がどのようなケアを求めているのかを、コミュニケーションを通じて詳しく知ることが重要です。
とくになかなか発語がうまくいかない人や耳が遠い人、ベッドに寝たきりの人など自分からしてほしいことを表現するのが難しい人であっても、何を求めているのかを的確に知ることが大切です。
そのほかにも、コミュニケーションがうまければ利用者の人だけではなく家族の人からも信頼されるようになるでしょう。
もちろん会社の同僚や医療関係者など、よい関係を築いておかなくてはいざというときに連携もうまくいかなくなります。

②素早い状況判断力と観察力

施設などでは、とくに求められる能力が素早い状況判断力と観察力です。
利用者の人の顔色がいつもより悪い、いつもよりおとなしい、いつもと様子が違うなど常に観察していることで気付けることがあります。
そういったときに素早く的確な判断を下せることが、介護福祉士にとって必要なことです。
また、フロア全体をしっかり観察して、いざというときに素早く動くことも大切ではないでしょうか。
トイレに行く人やフロアから出ようとしている人に危険が及ばないよう先回りして動ける、ということも必要な能力といえます。
そのほか、部下を育成する立場であればどの仕事があっているのかを観察して、それぞれに合った仕事を割り振る必要もあるでしょう。

③柔軟性

介護福祉士には、柔軟性も必要です。介護の現場は、状況は常に変わります。
そのため、状況に合わせた柔軟な対応が求められるからです。
また、利用者の人は同じようであってもそれぞれ必要としているものが違ってきます。
それなのに、だれに対しても同じ接し方をしてしまうと信頼関係を築くこともできなくなってしまいます。
個別に必要としているケアを見抜き、それぞれに対して柔軟に対応することでより求められているケアを実現することができるでしょう。
決められたルールは守りつつも、それぞれに合った柔軟な対応を心がけてください。

まとめ

介護福祉士に求められる、能力はこのほかにもたくさんあります。
それは利用者の人に対する思いやりであったり、部下を育てることができる能力であったりします。
また、求められているのは明るく、優しい人柄であることはどの事業所でも同じことでしょう。
介護という仕事は、とくに人柄や筆記試験では測れない能力を必要とするところが多くあります。
介護に対する知識や技術があるのは当然のことですが、そのほかにも必要とされる能力を備えていることで、就職や転職の際にも面接で受かることができます。
まずはどのような能力が必要とされているのかを、詳しく知っておくことが重要です。

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