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サンサンワイナリー

〒399-0722
長野県塩尻市大字柿沢日向畠709-3

TEL.0263-51‐8011

もったいないと思いつつ、それでも自分に言い聞かせる「芽かき作業」とは?


はじめまして。サンサンワイナリーの圃場で栽培管理をしている藤澤と申します。6月に入り、快晴の空の下で作業をおこなっております。
今回は5月下旬ごろから始まった芽かき作業について紹介したいと思います。

芽かきとは、4月下旬ににブドウが発芽し緑の枝が伸びていきますが、何もしないとジャングルのように枝が込みあって病気や害虫が発生する恐れがあるため、それを防ぐために房をならせる枝を残し、邪魔になる枝を取り除いて風通しを良くし、ブドウを高品質なものにするための作業です。


<写真:1>
写真:1はメルローになります。4月下旬に発芽し現在に至ります。このままだと樹にも房にもよくないので枝を選別し取り除いていきます。
取り除く枝の目安として著しく成長が遅い枝、葉っぱしか無くこれ以上成長しない枝、その他樹の仕立て方によって取り除く枝が色々と変わりますが、今回は省略させていただきます。申し訳ございません。


<写真:2>
写真:2が必要な枝を残し、余分な枝を取り除いた樹になります。かなりスカスカで心配になったり、取り除いた枝にも房が付いており、もったいないと感じることもあります。それでも良質なワインブドウを育てるためには必要な作業だと毎回言い聞かせて作業しています。