ブログをご覧の皆様、こんばんは。醸造担当、四年目の田村です。
まだ塩尻では初雪が観測されていませんが、最低気温が2~3度になり寒くなってきました。。
雪もそろそろですかね。。。。。
さて、ワイナリー内では、週末に必ず行う作業が二つあります。
まず一つはタンク内のワインの状態を観察することです!タンクの上からワインの香りや表面上に産膜酵母や酢酸菌といったワインの品質を損なう膜が形成されいていないかを確認します。もし異常がある場合は、早急に対策を行い、品質を損なうリスクを回避します。
二つ目の作業は窒素ガスをタンク内に充填する作業です。ワインは空気に触れと酸化が始まり、劣化してしまう恐れがあります。例えばですが、2000L入るタンクに2000Lワインが入っていれば空気がタンク内に入るスペースがないのでそのリスクは軽減されますが、1500Lしかワインが入っていないとおよそ500L分のスペースには空気が入り込んでしまいます。そのため、その500Lのスペースに窒素ガスを充填することでワインの表面が空気に触れないような条件下にするのです。
<相棒の團くんが行った作業の内容を記録しています>
この二つの作業を行うことで安心して休日を迎えることができるのです(^ ^)