みなさまこんにちは!サンサンワイナリー醸造員の山崎です。
今回は、私が最初に覚えた醸造のお仕事をみなさまにご紹介いたします(๑・◡・๑)
発酵後、タンクには澱が沈澱しています。この澱とは酵母などのことです。
澱は濁っているので、除いてよりクリアでキレイなワインにしていきます!
この作業を「澱引き(おりびき)」といいます。
実際の作業はワインのキレイな部分をホースを使い上澄みをとって別タンクに移していく、というものです(図1参照)。
<図1>
ワインのキレイな部分と、濁っている澱の部分を見分けなければならないので、慎重に行います!白ワインはまだ良いのですが、当然ながら赤ワインは色が濃くて見分けにくい💦さらに、澱が舞い上がってしまわないよう、なるべく水面を動かさないように気をつけなければなりません。
そしてさらに!別の細いホースを使ってギリギリまでキレイなワインを取ります。小さな穴から取るため上澄みと澱の境は見えないのでこれこそ感覚で行いますが、よく見ると澱の部分がホースを通った場合濁っているのがよくわかります!(図2、写真1参照)
あとは濁りが入らないよう、ホースの角度を手で微調整するのみです!!(^^)
<図2>
<写真1>
美しいワインをお届けするため、日々目と感覚を磨いていきます✨