食事から考える熱中症対策!

食事から考える熱中症対策!

6月ですが、軒並み30℃を超える日が出てきております。
皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。

今回のコラムは「食事から考える熱中症対策!」についてです。
熱中症は、条件により、誰でもなる可能性がありますので、一人ひとりが適切な熱中症対策を施すことが大切です。
熱中症というワードは日頃から耳にしていると思いますが、熱中症を予防するための水分補給のポイントや積極的に摂りたい栄養素についてご紹介します。

はじめに、ヒトの体(成人)は、約60~65%が水分でできています。
約2%を失うと喉の渇き、約5%を失うと頭痛や倦怠感、約8~10%を失うと痙攣等の
重篤な症状が現れます。
熱中症を予防するためには、1日を通して、こまめに1回100~200ml程度の水分を摂取することが大切です。外出前、運動前に限らず、室内でも、のどの渇きを感じる前に、摂取することをお勧めします。最低でも、食事のタイミングに加え、起床時や就寝前、入浴前後等にも摂取できると良いです。ヒトは普通に生活しているだけで、尿や汗、呼気などにより、1日あたり約2.5lもの水分が失われていますので、個人差はありますが、1日1.5~2lの水分補給をするのが理想です。

バランスの良い食事を摂取することでも熱中症予防が期待できます。
汗をたくさんかくことで、体内から塩分(ナトリウム)と共にカリウムも失われます。
また、体内に蓄積されない水溶性ビタミン(ビタミンB群やビタミンC)も、汗や尿と
ともに一緒に流れてしまいやすいため、意識して栄養素を確保しましょう。

暑くなると、あっさりとした素麺等の冷たくて喉ごしの良い食事になりがちですが、
疲労回復が期待できるビタミンB1を含む豚肉やクエン酸を含む柑橘類や梅干等も上手に
取り入れられると良いでしょう。

最近チェックしたレシピ

Copyright © Sun NETWORK All Rights Reserved.