食中毒予防の3原則と7つのポイント♪

食中毒予防の3原則と7つのポイント♪

いよいよ梅雨入りしましたが、高温多湿となる6月~10月は食中毒菌の活動が活発になる季節です。今回は身近でできる食中毒の予防策をご紹介します。

【食中毒予防の3原則と7つのポイント】
◎食中毒予防3原則
1.つけない →手洗いの実施。
2.増やさない→冷蔵、冷凍庫での保管 
3.やっつける→中心部までしっかり加熱

◎7つのポイント
1.買い物
・冷凍・冷蔵が必要なものは、買い物から帰宅後、すぐに
冷蔵庫・冷凍庫に入れて保管する
・消費期限などの表示を確認する
2.家庭での保存
・冷蔵庫につめすぎない
・肉や魚は汁がほかに付かないようにポリ袋などに入れる
3.下準備
・生ものを扱うときはこまめに手を洗う
・野菜は流水でよく洗う
・冷凍食品の解凍は電子レンジを利用するか、冷蔵庫内で解凍し、
自然解凍は避ける
  ・一度解凍したものを再び冷凍しない
・肉や魚に触れた手で、生野菜に触れない(その都度手を洗う)
・肉や魚を扱うまな板と、生野菜などを扱うまな板を別にする
・肉や魚を扱った包丁やまな板はすぐに洗う
4.調理
・加熱すべきものは十分に加熱する
 (目安は中心部の温度が75℃で1分間以上)
・調理中はペットに触れない(サルモネラ属菌はペットからも感染する)
5.食事
・作ったら早めに食べる(O-157は室温で15分放置すると、2倍以上に繁殖する)
・刺身などは食べる直前に冷蔵庫から出して盛り付ける
・少しでもおかしい味がしたら、食べずに捨てる
6.残ったもの
・残り物を温めなおすときは十分に加熱すること
・時間の経ちすぎた残り物は思い切って捨てること
7.調理器具の管理
・まな板と包丁、スポンジなどは洗剤で洗うだけでなく、熱湯をかけて消毒する。
・布巾は漂白剤にひと晩つけて消毒し、汚れがひどいものは交換する。

サラダやお刺身など、冷たいものが食卓に上がることが多くなりますね。台所も暑くて、長時間火を使うのは避けたくなりますが、加熱時間を短縮したりしていませんか?
食材によっては、しっかり水洗いをする、しっかり火を通すなど、調理に手間をかけないと食中毒の原因となります。新鮮だから生で食べられるは間違いです。加熱した料理を安全に美味しく食べましょう。

また、私たちのからだには、食中毒菌などを撃退するメカニズム(唾液、胃液、腸内細菌など)が備わっていますが、生活が不規則であると、その機能が低下しやすくなります。
きちんと栄養を補給して、十分に休息・睡眠を取り、日頃から適切な体調管理を行うことで防御機能を高めておくことも大切です。
蒸し暑く、食中毒の危険が高まる季節ですが、正しい知識を身につけて楽しく夏を乗り切りましょう。

最近チェックしたレシピ

Copyright © Sun NETWORK All Rights Reserved.