脱水予防

脱水予防

6月に入り暑い日が続いております。皆様、体調はお変わりないでしょうか?

今回のコラムは脱水予防についてです。

◎体内水分量について

人間の体内水分量は新生児では体重の約75~80%、乳児では65~70%、幼児~成人では約55〜60%、高齢者では約50〜55%が水分で占めています。

特に高齢者と、乳幼児は脱水になりやすく、人間は歳を重ねるにつれ口渇感も鈍くなり、体内水分量も徐々に減ってくるため若い人より、高齢者の方が普通の状態でも脱水になりやすい体質になっています。また乳幼児は腎機能が未発達であり、不感蒸泄といって発汗以外に呼気や皮膚などから知らないうちに失われる水分が大人より多い為脱水になりやすいです。

また、女性は生きるために必要な脂肪が一般的に男性より多く体についており、その脂肪分の水分割合が少ないです。

◎水分が喪失するとキケン!!

人間(成人)は体内水分量が約1%喪失すると喉の渇き、運動能力が低下等みられ、約6~10%喪失すると機能障害が出現し、約10%以上喪失すると死に至る危険性があります。

そこで脱水の予防としての水分補給の方法を紹介します。

◎水分補給をしましょう!

1日に約1.5~2リットルの水分を取りましょう!

1日成人30~40ml×体重(kg) の水分量の摂取が好ましいです。

1日6~8回(3食、起床時、間食時、就寝時)に1回コップ1杯程度(150~250ml)の水分補給をしましょう。

飲み物として・・・水、お茶、カフェインの入っていない飲み物(利尿作用があるため)

水やお茶があまり好きではない方はお好みの飲み物やゼリー、水分を多く含むフルーツなど水分を固めたものからも摂取することも可能です。

運動後や暑い日に汗をかいた時にはスポーツ飲料がおススメです。

スポーツ飲料には、発汗により排出されたナトリウムの補給や、糖質は運動中のエネルギー源となるだけでなく、ナトリウムと一緒に摂取することで、腸管での水分の吸収を促進する働きもあります。また疲労回復効果のあるビタミン、アミノ酸、クエン酸なども含まれているものもありますので、状況に応じて使い分けるのがいいでしょう。

また今の時期マスクを着けることでのどが渇きにくかったり、汗をかきやすいことから感覚で水分摂取を進めるよりも時間を決めて少しづつ摂取するのがよいでしょう。

暑い夏は特に脱水になりやすいですが、寒い冬も乾燥しやすい為体内から水分が排出され、口渇感が鈍くなり脱水になりやすいです。

こまめに水分を補給し脱水を予防していきましょう!

最近チェックしたレシピ

Copyright © Sun NETWORK All Rights Reserved.