マスクと熱中症。「かくれ脱水」に注意しましょう!
毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために、外出の際は「マスクの着用」をすることが習慣になりつつあります。
しかし、この習慣により「熱中症」のリスクが高くなっている事はご存知でしょうか。
今日はマスクと熱中症について、少しお話したいと思います。
マスク着用について
マスクは飛沫の拡散予防に有効ですが、マスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。またマスクに保湿効果があるため、喉が渇いていることを感じにくいこと、マスクの脱着が面倒なことから、水分補給の回数が減る傾向があります。
「かくれ脱水」を防ぐために、喉が渇いていなくても、水分補給をしましょう。
喉の渇きに気づかない事があるため、1時間ごとにコップ1杯の水分をとるように心がけましょう。また入浴前後や起床後も水分補給をしましょう。
高齢者の方は「トイレに行く回数が増えるから。」と言って、水分をとる回数を減らしてしまう事があります。身体の筋肉量や食事量も減る事から、高齢者の方は脱水症に陥りやすい傾向があります。こまめに水分をとるように、周囲の方も声を掛け合いましょう。
「マスク」は私たちの生活必需品となってきました。
感染予防と水分補給をしっかりと行い、脱水症にならないように過ごしましょう!