2011年3月11日に発生した東日本大震災から、今年で丸11年が経ちます。
地震だけではなく、近年では豪雨・洪水・豪雪などの大規模な自然災害が毎年のように発生し、
甚大な被害を受けています。
災害への備えとしての食料は最低限3日分必要で、大規模災害発生時には
1週間分の食料の備蓄が望ましいとされています。
家庭で非常食として3日分から一週間分の食料を備蓄しておくことは、購入する費用や
保管する場所の確保が大変ですね。
そこで、食料の備蓄方法の一つとして、『ローリングストック法』という方法が
推奨されています。
<ローリングストック法>
① 備える
インスタント食品やカップめん等、普段食べている食材を多めに買っておく。
② 食べる
日常生活の中で、備蓄している食料を使って食べる。
③ 補充する
食べた分を買い足して、補充する。
この【備える】【食べる】【補充する】を繰り返すことで、「いざという時に非常食の賞味期限が切れていた」という食品ロスをなくすことや、
普段から何をどれだけ備蓄しているかを把握しやすくなります。
日頃、身近に災害が起こらなければ、防災への意識は薄くなりがちです。
ぜひこの機会に食料の備蓄だけではなく、家具の置き方・避難場所や避難経路・
非常用持ち出し品の準備などの確認をしてみませんか。