地域包括支援センター鷹木では桃山・鷹木地区の事業計画「サロン」にあたり、
○地域包括職員による「認知症予防講座」
○理学療法士による「介護予防トレーニング」
○管理栄養士による「食生活について」などの講座を開催しています。
今回は施設のみならず、地域の方々との関わりを一部ご紹介します。♪♪♪
春日井エリアの管理栄養士がその時の話題をテーマに取り入れたお話させて頂きました。
まずはご挨拶から
今回は「バランスのよい食生活」をテーマとして、まずは食事の「バランスチェック」表を用いて皆さんの食生活を確認します。(*^_^*)
「昨日の夕飯は何を食べましたか？その前に食べたお昼ご飯は何でしたか？」との質問に
「昨日のお昼までは覚えていないなぁ～。(@_@) 夜は飲みに行ったなぁ～。☆☆」と皆さん笑い声でいっぱい！！
さて、この中に地域の方以外に真剣にチェック表に取り組まれている方がみえますが、
どなたでしょうか？（ヒントは後列、右肩を見てください）
そろそろ答合わせです！「料理は苦手なのでほとんど作らない」、「野菜は苦手である」等の項目にチェックが多くみられます。(・_・;)
実際にご自分の食べた食材を「6つの基礎食品」に当てはめ、何色の部分が不足しているか確認してみました。大勢の方が赤色の海藻や乳製品、緑色の緑黄色野菜等が不足している事かわかりました。
次に料理カードを使用して、バランスの良いメニューを皆さんに考えていただきます。
【ワンポイントアドバイス】
コンビニ弁当を食べる際の注意点として、ソースや醤油が小包装で付いている時は、かけるのではなく、手間はかかるが、小皿に出してつける事で減塩対策！
カット野菜を1品プラスする事で野菜不足の解消！
サロンの最後に春日井警察署の方から高齢者を狙った事件などのお話をしていただき、地域で安心して暮らせるようにしましょうと…。
実は地域の方以外の参加者は”おまわりさん”でした。皆さん気づかれました？（笑）
チェック表から「1日2食、あるいは1食」の項目にチェックがあり、緊急な対応で食事が思うようにできていないのだなぁ～と心が痛んだ場面でした。実は健康診断で注意を受けていますと…ぽつり。(*_*)今回のサロンを参考にして「奥さんと、食生活を見直します！」と皆さんを前に宣言されました。こんな一幕もあり、笑いながら楽しくサロンを終える事ができました。
「食」は人を良くすると書きます。この文字は身体を含め心も豊かにできる意味深いものだと思います。
今回のサロンで皆さんも食事の大切さを改めて考えて頂けたと思います。
なかなか地域の方に関わらせて頂く機会は少ないですが、施設には管理栄養士がいますので、何か食事でお困りの際はお気軽にご相談ください。♡