採用メールの返信次第で評価一変?覚えておきたいメール返信マナー
介護業界のみならず、コロナ渦の現代では、面接から採用通知まで全てリモートやメールで行うという企業も珍しくなくなりました。
売り手市場である介護業界とはいえ、採用メールへの返信があまりに非常識な場合には、内定取り消しなど、評価が一変してしまう可能性だってゼロではありません。
特に介護職では、マナーにうるさい高齢者の相手をするのが一般的ですね。メールマナーを知らないことで本当に介護施設で問題なく働けるのか疑問に持たれてしまうのも仕方ありません。
そこで本記事では、採用メールへの返信マナーを具体的な例文を含めてご紹介します。
目次
採用メールへの返信マナー
希望の介護施設から採用メールが届いた場合には、なるべく時間をあけず、早めの返信をすることが重要です。
採用を承諾する場合には、お礼とともに「入社後の抱負」も簡単にでよいので付け加えるようにしましょう。
返信が遅い場合には、採用辞退と受け取られてしまう可能性があるため、採用メールが届いたその日に返信するのが望ましいです。
複数の介護施設へ就職・転職活動をしている場合には、その他の応募先施設への採用辞退をメールで行っておくのも忘れてはいけません。
他施設の選考結果を全て把握してから選びたい方は、最長1週間以内の期間で返信猶予を打診しましょう。
承諾する前に労働条件などを今一度確認しておきたいという方なら、書面での「労働条件通知書」をメールや郵便でもらえるようにお願いする形になります。
介護施設の採用メールを承諾する際の返信例
お世話になっております。先日面接して頂きました○○(フルネーム)と申します。
このたびは採用のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。謹んでお受けさせて頂きます。
これまでの経験を活かし、スタッフの一員として貢献できるように努める所存です。今後、入社までの手続きなどご連絡頂けると幸いです。
何卒宜しくお願いいたします。
労働条件等を確認したい場合
労働条件を確認したい場合には、文頭の挨拶と採用メールへの感謝を伝えるまでは同じで問題ありません。
大変恐縮ではございますが、採用を承諾する前に働き方などを確認したく、労働条件等を書面でお送りいただくことはできないでしょうか。
御多忙のところ、お手数をお掛けしますが、ご対応のほどを宜しくお願い致します。
このような文書を挨拶と感謝文の後に付け加え、介護施設からの返信を待ちましょう。
まとめ
採用メールの返信例は、インターネットで検索をすれば、複数見つけることができます。
履歴書や志望動機のようにオリジナリティを出す必要はありません。あくまでもビジネス文書として、フォーマットを崩さずに記載するのが無難でしょう。
特に辞退や途中辞退などネガティブな内容は、気まずい思いがして送りたくないと考える方も少なくありませんが、返信を待ちわびている介護施設側の事情を考慮して、しっかりと返信を行うのがマナーと考えましょう。
いずれの内容でも挨拶と感謝の気持ちは忘れずに記載するように心がけたいですね。