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夏の恒例行事

皆さん、こんにちは。ジョイフル羽島の坂井田です。
そろそろ梅雨明けが近づき、暑くなってきましたね。

この時期、ジョイフル羽島の特養:八神ユニットでは毎年恒例の行事があります。
ここからは、八神ユニットのリーダーさんからの行事のリポートです。

特養八神ユニットは地元の方が多く入居されています。昔からのなじみの店も共通しています。昔を思い出して頂き懐かしく思って頂きたく数年前から馴染みの店「魚勝」へ7月の土用の丑の日に合わせ鰻を食べに外出していました。しかし去年からはコロナウイルスが感染拡大し外出が出来なくなってしまいました。暑くなってくると「今年も鰻食べに行けるかな。」「あそこの鰻は絶品。」と利用者様同士の会話も聞こえ心待ちにされている事が分かりました。感染予防の為、外出することは出来ませんが介護長、お店と相談させてもらい「出前」を取ることにしました。店の方もとても親切に対応して下さりました。職員と利用者様が一緒に食事をすることはほとんどありませんがこの日は職員も利用者様と一緒に鰻を食べます。利用者様からも「たまにはいいよね。」「一緒に食べれるからうれしい。」と言われユニット内が笑顔に包まれました。普段食事量が少なくある利用者様もこの日は黙々と召し上がられたりご自分の顔より大きなどんぶりを持ち召し上がられたりと普段の食事では見られない光景もあり驚きと笑いが交差します。
施設生活の中で利用者様にとって食事は一番の楽しみと言ってもいいのではないでしょうか。食を楽しむことは健康にもつながると思います。
「今年もみんなで食べられたね。」「来年も同じように食べれると良いね。」と食事が終わると利用者様同士、話が盛り上がっていました。
毎年同じイベントが出来る事の喜び、普段の生活では見られない笑顔を見ると、やってよかったな。と感じます。これからも利用者様が笑顔になり喜んで頂ける行事を計画し取り組んでいきたいと思います。

コロナ禍で、人と人とのつながりが見直されている中、当たり前の日常がかけがえないものと感じることができました。歳を重ねた利用者様にとって当たり前の日常の中にある恒例の行事に今年もまた参加できたという喜びは特別なことだと思います。いつも利用者様の笑顔のために、いろんな行事を計画してくれる職員に感謝しています。

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