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【リゾート春日井:職員の勉強会】7月の勉強会の内容は…?

毎月1回行っているリゾート春日井の勉強会。7月は「高齢者虐待・身体拘束」について学びました。

高齢者虐待については年3回勉強会を行っています。虐待の種類、なぜ虐待が起こるか。家庭の中で起こる虐待と施設の中でおこる虐待など、事件や判例、厚労省の統計などを基に資料を作成し、起こる理由などを学び、また発見したときの対応とデイサービス職員としての役割を確認しました。

さて。今回の勉強会でクローズアップした内容は「スピーチロック」です。「スピーチロック」とは言葉による拘束のことです。介護現場では「ちょっと待ってて」「寝てて」「座ってて」「○〇やらないで」など、行動を言葉で制限(拘束)する場面をよく見かけます。それは職員が一人では対応できない場合の「やむを得ない状況がある」ことは現場職員である私も何度も経験しています。が。その言葉を別の環境で聞いた時はどうなのかを考えました。

例えば喫茶店で。
注文をしたくて店員さんに声をかけたときを想像しました。
客「あの、すみません」
店員「ちょっと待ってて」

私が客なら激怒です。ではどのような対応なら納得できるのか。
以下の感じが無難でしょうか。
客「あの、すみません」
店員「お待たせして申し訳ありません。順番に伺いますので、もうしばらくお待ちください」

印象の違いを大きく感じます。
その表情や言葉の柔らかさが入るともっと印象が良くなるでよう。

今回の職員感想文には
「『スピーチロック』という言葉を初めて知りました。何気なく使っている言葉を改めて考えてみたいと思います」
「『スピーチロック』という言葉を知らなければ普通に遣う言葉だった。常に相手に思いを馳せ、思いやりのある言葉遣いを意識したい」
「感じよく、気持ちよく聞いていただけるような「言葉」を遣いたい」
など、前向きなものがとても多くありました。

リゾート春日井は1日の利用定員も多いので、いろいろな場所で「待つ」時間があります。その時に「待っている」方の気持ちを考えて言葉を紡げる職員であることが理想です。
職員もそれぞれの目標に向けて日々研鑽、日々精進、頑張ります!

利用者様と一緒に心地良い時間を過ごしたい職員がたくさんいるサンサンリゾートグレイスフル春日井の見学、体験利用は→0568-31-3611(「ブログを見た」とおっしゃっていただけるとスムーズです)

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