【ジョイフル多治見】サ高住在住 D博士『物体移動』を実演!
2024.5月 サービス付き高齢者向け住宅ジョイフル多治見に在住の「D博士」に、「物体移動」なる現象を
「こども園」の園児に披露していただきました。
(Dさんと園児の挨拶)
大きな大きな青いバケツを持って現れたD博士の姿に子どもたちは興味深々です。
今から何が始まるのか知らない子どもたちの期待値は高まるばかり!
ちなみに今回、D博士が実演に使う装置はこちら。
水が入っているペットボトルの中に、砂が入った醤油さしが浮かんでいます。
さて、これから何が始まるのでしょうか。
(実演するD博士)
D博士:ここにね、水が入ったペットボトルがあって、この中に砂が入った醤油さしが入っています。
このペットボトルに向かって、みんなで下がれ、下がれ、と言うと、この中に入っている容器が下がる
かもしれません。いっしょに言ってみましょう。せーの、下がれー、下がれー…
子どもたち:さがれー!さがれー!さがれー!さがれー!
装置:(醬油さしが下がる)
子どもたち:「さがった!」 「わー!」
魔法かかった瞬間を目撃し、会場は大盛り上がり。
D博士:今度は、上がれ、上がれ、と言うと、上がるかもしれません。
せーの、上がれ、上がれ…
子どもたち:あがれー、あがれー、あがれー、あがれー
装置:……(微動だにしない醤油さし)
D博士:上がりませんね。もっとみんなの大きな声で元気パワーをここに送ってみてください。
せーの、上がれー、上がれー……
子どもたち:あがれー!あがれ!あがれー!あがれー!
装置:(醬油さしが上がる)
子どもたち:「あがった!」「なんで?」「どうして?」「風のちからかな?」「元気パワーだよ!」
(実際に装置に触れてみる子供たち)
そんな不思議な装置をD博士はいくつも作って持ってきました。
先ほどの大きな青いバケツの中身はこれだったんですね。
なんと、子どもたちにも、同じことができるというのです。
子どもたちは、D博士と一緒に順番に方法を試してみます。
まずは、「下がれ」の声だけで下げることが出来るのか。次に、ペットボトルに向かって上下に手招きするような仕草をしながら「下がれ」と言えば下がるのか。
そして、ついに……
D博士:こっちの手でね、こうして、押すと……
実は、この装置にはからくりがあったのです。
ペットボトルを握ると下がり、離すと上がるのだそう。
ペットボトルの外側から押しつぶすように力を加えると、穴があいた砂入りの醤油さしに水が入り、密度が大きくなって沈む。離すと醤油さしから水が抜けて密度が小さくなり浮かび上がるという仕組みだそうです。
世の中にある不思議な現象の仕組みをひとつ勉強した子どもたちなのでした。
今回の実演に使った装置は、「浮沈子」またの名を「うきしずみっこ」と言うそうです。
D博士、すばらしい科学実演をありがとうございました。
この場に立ち会った筆者も一緒に楽しませていただきました。
今後も、このような発明品を披露いただけるように交渉していきます。