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介護士の働き方改革が進行中!ワークライフバランスの向上

働き方改革

介護士の仕事は「大変」「負担が大きい」といったイメージを持たれがちですが、近年、働き方改革が進み、介護士のワークライフバランスが向上しています。特に政府の支援策によって、ICT導入による業務効率化や夜勤負担の軽減、育児・介護と両立できる職場環境の整備が進んでいます。

今回は、【介護現場のテクノロジーの導入】と【働きやすい制度の整備】をテーマに、介護士の働く環境がより向上していることをご紹介します。

介護現場のテクノロジー導入が進み業務負担が軽減

介護とテクノロジー

近年、介護ロボットやICT機器などの介護テクノロジーの導入が進んでおり、国や自治体による補助金制度も充実しています。これにより、介護の現場で働く介護士にとっても多くのメリットがあります。

介護テクノロジーの導入の補助制度

近年、介護ロボットやICT機器などの介護テクノロジーの導入が進んでおり、その理由の一つとして国や自治体による補助金制度が充実してきています。介護施設にとっては、国や自治体の補助金を活用すれば、これらの介護テクノロジーを低コストで導入することができます。

例えば、厚生労働省の「介護テクノロジー導入支援事業」では、介護ロボットやICT機器の導入費用の最大3/4が補助されるため、施設や事業所の負担を抑えつつ、最新技術を活用できる環境が整えられます。

介護士としての仕事をより快適に、効率的に、そして長く続けられる環境をつくるためにも、介護テクノロジーの導入は大きなメリットとなります。

介護現場でのDX(デジタル技術の活用)とは

これまで介護士の仕事は、「記録業務が多く、残業が増える」「夜勤の負担が大きい」などの課題がありました。しかし、近年のデジタル技術導入の推進により、介護士の業務負担が大幅に軽減されています。

  1. 見守りセンサー・介護ロボットの導入
    • 利用者の状態をリアルタイムでモニタリングし、転倒や異常時に即座に通知。
    • 夜勤時の巡回回数を減らし、介護士の負担を軽減。
  2. 介護記録のデジタル化
    • 紙の記録業務がタブレットや音声入力に置き換わり、記録作業時間を1日30分以上短縮できる事業所も!
    • 情報共有のスピードが向上し、業務効率化が実現。
  3. AIを活用したケアプラン作成
    • 利用者のデータをAIが分析し、より個別に適したケアプランを自動作成。
    • 介護士の経験や勘に頼ることなく、負担を減らしながら高品質なケアが可能に。

こういったDX化による改革により、「業務の効率化」「残業時間の削減」「介護士が利用者と向き合う時間の増加」が実現しつつあります。

夜勤負担の軽減&柔軟な働き方の実現!

介護現場の「夜勤がきつい」「家庭と仕事の両立が難しい」といった課題に対し、政府や介護事業所が取り組む改善策が増えています。

夜勤負担を軽減する取り組み

  • 夜勤専従スタッフの配置
    • 日勤のみの勤務が選択できる施設が増加中!
  • 見守りロボットの活用
    • 夜間巡回の回数を減らし、介護士の体力的な負担を軽減。
  • 交代制の導入
    • 夜勤時間の見直しにより、長時間勤務の負担を軽減。

育児・介護休業制度の拡充でライフイベントとの両立が可能に

介護士自身もライフイベントを迎える中で、仕事を続けやすい環境が求められています。政府は「育児・介護休業法」の改正を2025年4月から施行し、育児や介護をしながら働く人たちのワークライフバランスを支援することを進めています。これに限らず、介護施設独自の制度も新設するなど、政府に頼らずに独自の改善・整備を行う動きも多くなっています。

育児・介護と両立しやすい環境の例

  • 育児休業の取得率向上
    • 性の育休取得も推奨し取得率が増加傾向
  • 短時間勤務やフレックス制度の導入
    • 育児中の介護士が「時短勤務」や「フレックスタイム勤務」を選択できる施設が増加
  • 復職支援制度の拡充
    • 出産や介護で一度離職しても、再び働ける「復職支援制度」が導入される事業所も増えている。

介護職員の働きやすい環境を実現するための政府の取り組み

働きやすい環境

政府は介護職員の給与向上と働きやすい環境の整備を目的に、「介護職員の働く環境改善に向けた政策パッケージ」を発表しました。その中でも、特に重要な3つの取り組みを簡潔にまとめました。

① 介護事業者向けの総合的な支援策

  • 「介護現場革新ワンストップ窓口」を全国の都道府県に設置し、経営改善や生産性向上の相談ができる体制を整備。
  • 補助金の活用支援やICT導入支援を強化し、業務効率化を促進。
  • 介護ロボット・ICT機器の導入支援により、現場の負担を軽減。

② 介護事業者の意識改革と待遇改善の促進

  • 優良事業者や介護職員の表彰制度を全国展開し、給与改善や労働環境の向上に取り組む施設を評価。
  • 「経営の見える化」を強化し、財務状況や給与水準を公表。
  • 介護サービス情報公表制度を活用し、給与が良い事業所を選びやすくする仕組みを整備。

③ テクノロジー活用による業務負担軽減と生産性向上

  • センサーやウェアラブルデバイスを導入し、少人数での効率的な介護を実現。
  • 処遇改善加算を一本化し、事務負担を軽減。
  • 介護職員の配置基準を見直し、新たな働き方の柔軟化を検討。

政府の施策によって、介護職員の給与や働く環境は大きく改善されています。介護業界は、今後ますます働きやすい職場へと進化し、魅力的な職業になっていくでしょう。

社会福祉法人サン・ビジョンで介護職として働く魅力

サンビジョンの介護施設

社会福祉法人サン・ビジョンは38の施設と152の事業所を持つ、東海エリア最大規模の社会福祉法人です。展開エリアには、名古屋エリア、春日井エリア、江南エリア、岐阜エリア、長野エリアなどがあります。またサン・ビジョンの各エリアでは、特別養護老人ホーム、介護付有料老人ホーム、グループホーム、デイサービス、居宅介護支援センターなど、様々な介護サービスを提供しています。

サン・ビジョンの各地域の介護施設で働く魅力は以下の通りです。

  1. 充実した研修制度
  • 新入職員研修をはじめ、介護技術研修、リーダー研修、キャリアアップ研修など、職員のスキルアップを支援する研修制度が充実しています。
  • 専用の研修施設にて専任の講師による丁寧な指導で行われます。
  1. キャリアパス制度
  • 介護職、相談員、ケアマネージャー、介護長、施設長と、明確なキャリアパス制度が整備されています。
  • 自分の希望や適性に合わせたキャリアプランを立案することができ、キャリアアップを目指して挑戦することができます。
  1. チームや職場の先輩などからのサポート体制
  • 介護のわからないことや困ったことがあれば、先輩職員や上司が丁寧にサポートします。
  • 法人内相談窓口も複数設置されており、職員の悩みや不安に寄り添います。
  1. ゆとりある勤務体制
  • 法令遵守を徹底したゆとりある勤務体制を導入しています。
  • 職員の負担軽減のため、福祉用具も充実しています。
  1. 働きやすい環境
  • 制服貸与交通費支給など、働きやすい環境を整えています。
  • 各種福利厚生も充実しており、ワークライフバランスをサポートします。
  1. 地域に根差した活動
  • 地域の医療機関や行政機関と連携し、地域包括ケアシステムの構築に貢献しています。
  • また、地域住民との交流イベントなども開催しており、地域に根差した活動を行っています。

サン・ビジョンの介護施設で介護職として働く

サン・ビジョンの各エリアの介護施設では、ご利用者様一人ひとりの個性を尊重した介護を提供しています。介護職員は、ご利用者様の日常生活を支援し、心身ともに自立した生活をサポートします。サン・ビジョンで介護職として働くことは、地域の高齢者の暮らしを支え、社会貢献することになります。

介護の仕事に興味がある方、誰かの役に立つ仕事がしてみたい方は、ぜひサン・ビジョンの介護施設で働いてみてはいかがでしょうか。

▼ サン・ビジョン介護職の求人応募はこちら

介護職 積極採用中!【未経験者歓迎】社会福祉法人サン・ビジョン

まとめ

介護業界は、確実に「働きやすい職場」へと変わりつつあります。「介護の仕事に興味があるけれど、不安がある…」と感じている方も、これからの介護業界なら、無理なく働き続けられる環境が整っていくでしょう。

今後もさらなる改善が進む介護業界。「介護士として働いてみたい!」と思ったら、今が絶好のタイミングといえるでしょう。

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