介護職の履歴書:資格の取得日はいつ?合格日・登録日の正しい書き方とは

介護職の求人に応募する際、履歴書に「資格」を正しく記載することはとても重要です。特に「資格取得日」は合否や実務経験にも関係することがあるため、迷ってしまう方も多いでしょう。「合格日」「修了日」「登録日」など、どれを選ぶべきか分からないという声もよく聞かれます。
本コラムでは、履歴書に書くべき資格取得日の考え方や、日付がわからない場合の対処法、そして採用担当者に好印象を与えるポイントまで詳しく解説します。
目次
なぜ資格取得日は履歴書で重要なのか?
採用担当者が資格欄を見る理由とは
資格取得日は、応募者のスキルや知識の習得時期を把握する手がかりとなります。特に介護職では、資格の有無だけでなく「いつ取得したか」が実務経験やスキルの深さを測る一つの材料になります。たとえば、介護福祉士を数年前に取得していれば、その分だけ現場経験がある可能性が高いと評価されます。
記載ミスがあると不信感につながるケースも
取得日が曖昧だったり、資格名の正式名称でない場合、採用担当者に「この人は正確さに欠けるのでは」と思われてしまうリスクも考えられます。履歴書は第一印象を左右する重要な書類です。特に資格欄は、信頼性を担保するためにも正確かつ丁寧に記載することが求められます。
資格取得日は「合格日」「修了日」「登録日」どれが正しい?
資格の種類によって異なる取得日の定義
介護業界には、国家資格や民間資格など、さまざまな種類の資格があります。資格によって、履歴書に記載すべき「取得日」が異なるため、注意が必要です。
合格証が交付される資格(介護福祉士、ケアマネジャーなど)
「合格日」を資格取得日として履歴書に記載するのが一般的です。ただし、資格登録や免許交付が必要な場合は、「登録日」や「免許証の交付日」が取得日とされることもあります。合格日と登録日にはタイムラグがあるため、履歴書ではどちらかを選んで記載する際は、備考欄などで補足すると丁寧です。
例:介護福祉士
- 合格日:3月15日
- 登録証の交付日:4月10日
→ 記載する取得日:2024年3月15日(合格日の日付)
研修を受けることで得られる資格(初任者研修、実務者研修など)
研修型の資格は、修了証の発行日が取得日になります。
例:介護職員初任者研修
- 研修終了日:2023年9月30日 → 記載する修了日:2023年9月30日(修了証記載の日付)
【例付き】それぞれの正しい記載例
- 介護福祉士:2024年3月15日 介護福祉士 取得
- 実務者研修:2023年9月30日 実務者研修 修了
- ケアマネジャー(介護支援専門員):2022年5月1日 介護支援専門員 取得
履歴書に書くときの表記ルールと注意点
「取得」「合格」「修了」などの使い分け
- 免許証が交付される資格 → 「取得」(または「登録」)
- 研修型の資格 → 「修了」
- 試験型資格(合格証が発行される)→ 「合格」
正確な表現を使うことで、採用担当者にとってわかりやすく、信頼性の高い印象を与えることができます。
記載は和暦・西暦どちらでもOK?企業ごとの傾向
履歴書において、和暦(令和○年)・西暦(2024年)どちらで書いても問題はありません。ただし、一貫性を保つことが重要です。資格欄・学歴・職歴すべてで統一しましょう。
複数の資格を記載する場合の優先順位
- 保有している資格は古い順に記載するのが基本
- 日付が明確であれば、取得した順に並べると履歴の流れが伝わりやすい
- 同じ年に複数取得している場合は、関連性や重要度を参考にしてもよい
資格取得日がわからないときの対処法
確認方法
- 合格通知書や登録証を見る
- 修了証書のコピーを保管しているか確認する
- 資格発行元に再発行依頼(できる場合あり)
記録がない場合の記載方法
どうしても確認できない場合は、以下のように記載してもOKです。
- 「2018年頃 介護職員初任者研修 修了(日付不明)」
- 「2019年○月 介護福祉士 取得(取得日概算)」
正直に記載しつつ、「おおよその日付」で対応することで、誠実な印象を与えることができます。
なお、履歴書に備考欄がある場合、
「介護福祉士登録証を紛失したため、正確な取得日は不明ですが、2019年春頃に登録しています」
と記載するのも一つの方法です。
社会福祉法人サン・ビジョンで介護職として働く魅力

グレイスフル春日井(特養棟)
社会福祉法人サン・ビジョンは38の施設と152の事業所を持つ、東海エリア最大規模の社会福祉法人です。展開エリアには、名古屋エリア、春日井エリア、江南エリア、岐阜エリア、長野エリアなどがあります。またサン・ビジョンの各エリアでは、特別養護老人ホーム、介護付有料老人ホーム、グループホーム、デイサービス、居宅介護支援センターなど、様々な介護サービスを提供しています。
サン・ビジョンの各地域の介護施設で働く魅力は以下の通りです。
- 充実した研修制度
- 新入職員研修をはじめ、介護技術研修、リーダー研修、キャリアアップ研修など、職員のスキルアップを支援する研修制度が充実しています。
- 専用の研修施設にて専任の講師による丁寧な指導で行われます。
- キャリアパス制度
- 介護職、相談員、ケアマネージャー、介護長、施設長と、明確なキャリアパス制度が整備されています。
- 自分の希望や適性に合わせたキャリアプランを立案することができ、キャリアアップを目指して挑戦することができます。
- チームや職場の先輩などからのサポート体制
- 介護のわからないことや困ったことがあれば、先輩職員や上司が丁寧にサポートします。
- 法人内相談窓口も複数設置されており、職員の悩みや不安に寄り添います。
- ゆとりある勤務体制
- 法令遵守を徹底したゆとりある勤務体制を導入しています。
- 職員の負担軽減のため、福祉用具も充実しています。
- 働きやすい環境
- 制服貸与や交通費支給など、働きやすい環境を整えています。
- 各種福利厚生も充実しており、ワークライフバランスをサポートします。
- 地域に根差した活動
- 地域の医療機関や行政機関と連携し、地域包括ケアシステムの構築に貢献しています。
- また、地域住民との交流イベントなども開催しており、地域に根差した活動を行っています。
サン・ビジョンの介護施設で介護職として働く
サン・ビジョンの各エリアの介護施設では、ご利用者様一人ひとりの個性を尊重した介護を提供しています。介護職員は、ご利用者様の日常生活を支援し、心身ともに自立した生活をサポートします。サン・ビジョンで介護職として働くことは、地域の高齢者の暮らしを支え、社会貢献することになります。
介護の仕事に興味がある方、誰かの役に立つ仕事がしてみたい方は、ぜひサン・ビジョンの介護施設で働いてみてはいかがでしょうか。
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まとめ
資格取得日を履歴書に記載する際は、資格の種類に応じて「合格日」「修了日」「登録日」などを正しく使い分けることが大切です。また、履歴書全体で日付の表記に一貫性を持たせ、正確に記載することで、採用担当者に信頼感を与えることができます。
万が一、取得日が不明な場合でも、推定日を記載したり、備考欄で補足を加えたりすることで誠実な姿勢を示すことが可能です。さらに、資格の記載においては、職種との関連性を意識することで、より効果的に自分の強みをアピールできます。
資格は介護職における大きなアピールポイントです。正しい記載方法を知り、丁寧に履歴書を仕上げることで、就職・転職活動の成功に一歩近づけるでしょう。