箱根駅伝と介護
※表紙の写真は昨年の忘年会で新人職員が「U・S・A」を踊っているところです。素晴らしい!!
皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年もどうか宜しくお願い致します。
グレイスフル箕輪 介護長の大藏です。
皆様はお正月どのように過ごされましたか?
実は大学生になる甥っ子が陸上をやっており、なんと今年の箱根駅伝を走ったのです!!その関係もあり、初めて箱根駅伝を最初から最後まで録画をしてまでしっかりと見てみました。(2日は仕事初めでゆっくり見れませんでしたが)
箱根駅伝を見る中で、1月2日~3日の2日間、217.1kmを10人の選手がタスキを繋ぐ姿を見て感動し、またその中で、駅伝というチーム競技に介護に通じる部分があるなぁと感じました。
あまり陸上には詳しくないので、的外れなことを言っていたら申し訳ないのですが・・・
箱根駅伝は10人の選手がタスキを繋いで行きます。
中継を見ていると、選手達もただ速く走れるだけではなくて「山登りに強い選手」「山下りに強い選手」「集団走が強い選手」「ムードメーカー」「寡黙に淡々と走る選手」「1年目で駅伝経験の浅い選手や4年生の経験豊富な選手」etc・・・などそれぞれに個性があり、その個性を殺すのではなく、どのように見極め、活かしていくかが大切なんだと感じました。(最低限の走力は必要になってくると思いますが)
介護も各事業所やフロアーでチームを組んで、変則勤務の中、利用者様の介護を行っています。
職員も「利用者様への対応が素晴らしく、利用者様に人気の職員」「オムツを交換させたら右に出る人はいない職員」「自分からはなかなかみんなを引っ張ることは出来ないが、職員のフォローをするのがとても上手な職員」「その職員がいるとフロアーが明るくなるムードメーカー的な職員」「寡黙ではあるが、淡々と業務をこなしていく職員」「新人からリーダーのベテランさんまで」etc・・・と本当に個性的です。
介護をやっていく上で、最低限守らなければいけないことはあります。
それを守った上での話しになりますが、その一人ひとりの個性を画一的に押し込めるのではなく、その個性を発揮してもらうことが大切だと改めて感じ、その個性を活かしてもらうためには、介護長としてさらに取り組んでいかなければいけないと思いを強くしました。
今日、東海大学の両角監督が、あるテレビ番組のインタビューで「MVPは誰ですか?」との問いに、選手ではなく、主務の木村さんのお名前を出されていました。
もちろん主役は箱根を走った選手達だと思います。しかし、その選手達が力の限り走ることが出来たのは、その環境を作ったマネージャーの皆さんです。
介護も利用者様主体で考えていきますが、実際に介護を行っているのは「個性的」な介護職の皆さんです。その「個性的」な職員達が自分の持てる力を発揮できるように、介護長としてサポートしていきたいと思います。
左の写真はグレイスフル箕輪の三澤ユニットリーダーです。
自分から志願してクリスマス会にギターを持って参上しました。
「きよしこの夜」を大熱唱しています。
利用者様にも職員にも笑顔と感動をもたらしてくれました。
まとまりの無い文章となってしまいましたが、箱根駅伝を見て正月早々そんなことを感じていました。
あと、走る選手の引き締まった体と、弛んでいる私のお腹を見比べて、とても考えさせられました。なので昨日から「NHKの筋肉体操」を始めました・・・
私のお腹も「個性的」でいいなぁとは思っていたんですが・・・さすがに・・・・
最後に長野エリア忘年会の時の職員の様子を貼っておきます。これでも会場全体の半分くらいです。総勢300名ほどが集まりました。みんな個性的で素晴らしい職員さんたちです!
次回は グループホーム グレイスフル下諏訪 の中島ハウスマネージャーにバトンタッチです。
本年もどうか宜しくお願い致します。