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介護職は男性でもOK?気になる男性介護士の現実とは

介護職と聞くとどこか「女性の仕事」というイメージがあるかもしれませんが、今男性介護士が増えています。とは言えやはり男性の介護職は比率にすると少なく、介護の現場は女性職員がメインというところがほとんどです。この記事では男性介護士の現状や、男性が介護職に就くメリット・デメリットなどをまとめてみました。

男性介護士はまだまだ少ないのが現状

多くの方のイメージ通り、男性介護士の割合はまだ女性に比べると少ないのが現状です。パートなどの非正規職員に限ってみると、男性介護士の割合は2割にも満たないというデータもあります。一般的に「介護や看護は女性のほうが向いている」というイメージが根強いのに加えて、女性のほうが家事・育児で介護職に必要な仕事に慣れているという理由も背景にあるようです。

ただ最近では男性介護職が徐々に増えてきています。介護の専門学校などが学生の進路として一般的になり、男性でも介護職を現実的なキャリアとして描きやすくなったこともその一因だと言えるでしょう。

男性が介護職に就くメリットとは?

実は介護職というのは、力仕事がとても多い職業です。特に入浴介助や、寝たきりの方のおむつ交換などはかなりの体力を要します。なので職場に男性がいると、そうした体力が必要な場面でとても感謝されます。また、女性ばかりの職場に男性の新しい視点が加わることで、人間関係やコミュニケーションがより円滑になる場合も。さらに男性の利用者が同性の介護士に介護してほしいとき、男性の介護職がひとりでも多くいればそれだけニーズに応えることができます。

男性が介護職に就くデメリット

残念ながら介護職の平均給与は、まだ他の業種と比較すると低い水準にあると言われています。もしその男性が家計を支えている場合は、これがひとつのデメリットになるかもしれません。また特に女性ばかりの職場に就職した場合、時には仕事で孤独感を感じたり、意思疎通で慣れが必要だったりする可能性もあります。

男性の介護職とキャリアの関係

前述の通り、男性が介護職への就職を検討する際にひとつの懸念となるのが給与とキャリアの問題です。ただ介護業界の仕事が一律で給与が低いのかというとそんなことはありません。それに介護職でも長年にわたって建設的なキャリアを積んでステップアップしていくことは十分可能です。

男性が介護職に就く際大切なのは、自分なりのキャリアプランをしっかり考えて、そのプランに沿って着実に行動していくことです。たとえば介護分野の専門職を目指すのであれば資格の勉強をコツコツしていく必要がありますし、将来的にマネージメントの仕事を目指すのであれば、資格と併せて日々の業務経験が重要な資産になります。

これからの時代、男性の介護職はますます増加していくことでしょう。もし介護職を検討しているのであれば、「自分は男性だから向いていないかな……」などと臆せずに、ぜひ積極的にチャレンジしてみてくださいね。

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