介護職はブランクがあっても大丈夫？復職を目指すときのポイント

「一旦退職してブランクがあるけど、もう一度介護職として働きたい」という方も多いでしょう。ただ長いブランクからの介護職復帰となると、不安なこともたくさんありますよね。「そもそもブランクがあっても採用してもらえるの？」という心配だってあるかもしれません。この記事では、ブランクがある場合の介護職復帰について解説していきます。

介護職はブランクがあっても大丈夫なの？

まず知っておいてほしいのが、「介護職はブランクがあっても全然問題ない！」ということです。現在介護職のニーズはますます高まっています。つまり多くの職場が新たな人手を必要としているのです。介護職経験者であればなおさらのこと。長いブランクがあったとしても、「一度でも介護職として働いたことがある」というのは再就職で大きな武器になります。

また、最近はワークライフバランスを重視する介護施設が徐々に増えてきています。もしかつて家庭との両立が難しくて介護職を辞めたのだとしても、今ならあなたの状況に合わせて仕事と家庭を両立できる職場が見つけやすくなっているはずです。

無理せず働ける職場を選ぼう

介護職でブランクがある場合、復職を目指すときに一番大事なのは職場選びです。ブランクがあると、以前働いていたときとは生活環境や健康状態などが大きく違うことも多いと思います。そこで以前の感覚のまま職場選びをしてしまうと、結果として無理をしながら働き続けることになってしまいかねません。

体力に不安がある場合はその点を理解してくれる職場を選ぶ、夜勤ができない場合は日勤のみの職場を探すなどなど、自分の今の状況に合った職場を、じっくり焦らずに見つけていきましょう。

介護の仕事のおさらいと体力づくりで準備を

再就職が決まったら、昔使っていたテキストを見直すなどして、介護の業務について一通りおさらいしておきましょう。ブランクが長ければそれだけ忘れていることもたくさんあるはずです。また、ブランクがあるとは言え採用側は「介護職経験者」としてあなたのことを頼りにしていると思いますので、この復習プロセスは欠かさずにしておきたいところです。

そして介護の業務をこなすためには体力も必要ですよね。初出勤の日まで毎日ウォーキングやストレッチをするなど、できれば最低限の体力づくりを行っておきましょう。

過去の職場のことは一旦リセットして新たな気持ちで

ブランクからの介護職復帰後にありがちなのが、「前の職場ではこうだったのに……」という不満を溜めてしまうこと。その違いを周りに指摘することで、ちょっとしたトラブルになってしまうことすらあります。新しい職場で長くストレスなく働くためには、過去の職場のことは一旦自分の中でリセットするのがコツです。せっかく新しい職場で新しい一歩を踏み出せたのですから、前の職場のことや経験からくるプライドは一度捨てて、心機一転ゼロから仕事に取り組んでみましょう。

介護職経験者であるあなたを必要としている職場はたくさんあります。もし長いブランクがあっても、ぜひ怖がらずに思い切って介護職復帰を目指してみてください！