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介護と両極端にありそうなもの

 グレイスフル木曽の百瀬相談員より、「幸せいっぱいな」とご紹介いただきました、特別養護老人ホーム グレイスフル上松の澤田梢と申します。

写真はグレイスフル上松の芝桜です。ボランティアの方と植えてもう4年ほどになるでしょうか。今年もきれいに咲いて春が来たことを実感させてくれます。

 さて、「幸せいっぱいな」と紹介いただいたのは、つい最近自分の結婚式を執り行いました。その為そのように紹介いただいたと思います。仕事とは関係ありませんが、結婚式をおこなってみての感想を少しこの場を借りて書かせて頂きたいと思います。
 はじめは結婚式をすること自体、あまり興味が無く目立つことは好きではないのでしなくてもよいと思っていましたが、日頃お世話になっている方に感謝をお伝えする場となったらいいなと思い結婚式をすることにしました。実際にお世話になった会場のプランナーさんと約半年にわたり打ち合わせをしてきました。打ち合わせの中には直接、業者の担当者と打ち合わせをする場面も多く、プランナーさんとすべて決めるわけではないのだなと思ったことが想像していたことと違った点です。衣装をはじめ、お花やBGM、司会の方とそれぞれに打ち合わせをして・・・プランナーさんと相談するのではないのか?プランナーさんはどういった役目なんだろうと思っていました。そうして当日を迎えると、私たちがプランナーさんに会う時間はやはり少なかったです。節目の時間に声をかけてくださいましたが、姿を見ることすら少ないように思いました。結婚式が終わった後から聞いたことですが、受付を担当していただいた方が、プランナーさんにお世話になったと、話していました。思い返すと、支度が修了した頃に部屋に来てくださったり、お色直しの再入場の際にも待っていてくれました。それらから想像するに、式全体が滞りなく進行するよう全体を見て動いてくれていたのだと思いました。プランナーさんは見えないところでどのような動きをしているかははかりしれませんが、私たちの想像を超えるものなのではないかと感じ、無事終了したことはプランナーさんの影での役割であると感謝しています。
 私の勤めている施設は特別養護老人ホームという施設で、現在は要介護3以上の方が基本的に入所される施設です。私は生活相談員という職種ですが、介護職員、看護職員、機能訓練指導員、管理栄養士、そしてプランナーにあたる施設ケアマネージャーがいます。たくさんの職種が協働して一人ひとりの利用者様の生活を支援させていただいています。きっと、結婚式場のスタッフと同じように、各職種が自分の専門性を持って役割を果たすこと、情報共有をして連携をはかること、ちょっとしたことでも相談・確認をすることがよりよいケアにつながるのだと思います。
 自分の職場と結婚式の体験を比較すると似ている点は多くあると思いましたし、連携をはかることの重要性は同じと思いました。華やかな結婚式という仕事と、真逆にありそうな介護ですが、その根本は同じで人と関わる仕事です。私たちは自分がどうしたいかを伝えることができますが、当施設を利用される利用者様の中には自分のことが伝えられない方もいらっしゃいます。いかに何を求めていらっしゃるかを読み取る、感じ取るかが大切な部分の仕事ではないかと思います。言葉で伝えられる方も本心は違うことを思っていることもあるので、表情やしぐさも見逃せないポイントだと思います。百瀬相談員がバイステックの7原則を紹介していましたが、それが基本であり、それを本当に身につけることこそ奥深いことだと思います。まだまだ未熟ですが、これからも基本に戻って精進したいと思います。
結婚式を通して、お客様、利用者様といった立場で体験できたのは貴重な経験となりました。施設の職員としてどのように対応するべきか・・・また自分を振り返って支援に当たっていきたいと思います。

次は、グレイスフル塩尻の赤津相談員にバトンタッチします。お楽しみに!

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