児童が主体的に活動する学童保育をめざして
サンサン・スクール東山公園は地下鉄東山公園駅4番出口から徒歩2分の駅近の学童保育所です。
写真は施設の前に置いてある植物に水やりをしているところです。
育っているのは昨年、鶴舞公園で拾ってきたどんぐりです。芽の出かけていたものを土に埋めたところどんどん育ち、一度剪定もしました。
水やりは、やりたいと申し出てくれる児童が毎日あり、ボランティア活動としています。
施設の前は横断歩道があり、信号待ちをしている大人の方が児童に声をかけてくださることもあります。
児童は照れながらも励みになっているようです。
時には通りかかった幼児が関心を示し、一緒に水やりをしてくれることもあります。
ある時、職員が施設周辺に捨てられたタバコの吸殻をトラバサミで拾っていたところ、児童が興味をもち、ボランティアでやりたいと申し出て、週に1回ほど行ってくれます。
驚いたのはしばらくたつと周辺に捨てられるゴミがめっきり減ったことです。以前はスーパーで販売している弁当のパックなどもすてられていたことがありましたが、ボランティアが始まって1ヶ月ほど経つと見当たらなくなりました。
どういう形かはわかりませんが、児童の活動が伝わっていったのだと思います。
主体的に活動する児童の姿がもつパワーに感心し、また、大切さをあらためて思いました。