介護派遣って知っていますか?もっと自分らしい働き方を探しませんか。
派遣社員って良く聞きますが、介護の仕事においても派遣という形で働いている人は多くいらっしゃいますね。
今回は、派遣と正規雇用の雇用形態の違いをお給料や勤務時間などから探ってみたいと思います。
目次
介護の現場での【派遣】って何が違うの?
派遣会社と雇用契約を結んだ人が、その会社を通して介護施設へ決められた期間派遣されるのが「介護派遣」です。
バイト・パートとの違いとして、派遣は一定の期間があらかじめ決まっている事が挙げられます。
では正規雇用との違いは何でしょう。
正規雇用は通常無期限であるのに対して、派遣は一定の期間(3か月、6か月など)その職場で勤務します。
勤務期間中に派遣先と派遣された人の双方に契約を更新する意思がある場合、最長で3年まで延長が可能です。
その他に派遣の場合お給料は施設ではなく雇用契約をしている派遣会社から支払われます。そして基本的にボーナスはありませんが残業もありません。
派遣で介護職に就くメリットとデメリット
介護施設によってはボーナスと言っても一般的な額よりかなり少額な場合もあるため、ボーナスのない派遣社員との差がどのくらいあるかははっきりと言えない面があります。
派遣介護のメリットは?
派遣介護には意外とメリットが多いので、その中から主なものをご紹介します。
- プライベートな時間を作りやすい
介護派遣の場合、勤務時間を「1日6時間」や「夜勤専従」(夜勤専従の場合、準夜・深夜の2交代)など自分の働きやすい時間帯を選択出来るほか、勤務期間も「3か月」「半年」など前もって決めておく事が出来ます。
それにより家事や育児、または勉強や他のアルバイト等との両立が可能になり、時間のやりくりがしやすくなります。 - 派遣会社が「希望に合わせた派遣先」を紹介してくれる
正規雇用・バイト共に、自ら職場を探す必要がありますが、派遣の場合はまず派遣会社と契約を交わします。
契約後に自分の希望を伝えると、派遣会社の方でそれに合った条件で派遣先を探してくれるので、自分で求人情報を見て連絡するという必要はありません。 - 短期間で様々な介護を体験できる
派遣社員は派遣先での勤務期間が初めから決まっており、入居型介護施設・デイサービス・訪問介護など様々な介護を経験出来ます。
より多くの介護現場を体験できることは自身のスキルアップにつながります。 - 時給が高い
一般的な介護職の時給は900円~1,000円に対し、派遣の場合は1,000~1500円が平均です。
長野でも、1,700円以上を提示している施設もあります。
派遣先での人事評価があり、高評価を得れば昇給や派遣会社によってはボーナス支給する場合もあるようです。
介護派遣のデメリット
- 昇給やボーナスは基本的には無し
残念ですが派遣社員は昇給やボーナスは無いのが一般的ですが、中には人事評価によって支給される会社もあるようなので派遣会社を選ぶ際に確認するといいでしょう。 - 契約期間が短い
1つの派遣先での勤務期間は3か月~6か月が一般的ですが、いずれ正社員として働きたい等の希望がある場合は【紹介予定派遣】として契約する方法もあります。 - ローンが組めない?
派遣社員を理由にローンを組むのを断られる事はほありません。
クレジット会社などによって違いますがほとんどの場合、審査方法は正社員と変わらないので、勤続年数や年収など基準に達していれば派遣社員でもローンを組むことに問題はありません。 - 社会保険や各種手当がもらえない?
正規雇用と大きく違うと感じるのが社会保険などの福利厚生の面ではないでしょうか。
これは派遣会社によって対応が違っているので、やはり派遣会社を選ぶ際に確認する事をお勧めします。
まとめ
介護の仕事もますます多様化してきていますね。これからは介護職の収入や働き方も改善されていくと思いますが、働く側もより自分のスタイルに合わせた選択ができる時代になっていくのではないでしょうか。
介護の仕事を迷っている方の参考になれば幸いです。