海外研修(in Australia)
皆様ごきげんよう。今回の担当は名古屋市中区のグレイスフル上前津 生活相談員 鈴木がお送りいたします。
早いものでもう2020年。「令和」という新元号が発表されたのが昨日のように感じます。
2020年といえば、東京オリンピック、センター試験廃止、5Gスタート、はたまた大地震が来るのではないか、一説によると、祝日の水曜日(今年は元旦含め、3日間ありますね)が危ないと言われているようです。
また、1年が始まったら、今年の運勢も気になりますよね。ふと見たTV番組で、星座×血液型の48通りある中で、やぎ座のO型はなんと1位でした。
なので、今年は大曽根にある山田天満宮・金(こがね)神社に初詣に行きました(興味のある方は調べてみてください)。
そんなこんなで、今年は飛躍の年にしたいなあ、と思っております。
さて、今年度(2019年度)は個人的にいろいろあった年だなあ、とふとブログを書きながら思っています。時の流れは早いな、と走馬灯のように頭を巡っています。
その中でも、今年度一番印象に残っているのは、なんといってもオーストラリア研修です。
サン・ビジョンには海外研修があります。主だった研修としては、オーストラリア研修とサンフランシスコ研修です。
私が研修でお邪魔したところは南オーストラリア州のアデレードというスポットでした。
10/26~11/4までの約10日間、ACHグループというところで、オーストラリアにおける高齢者介護やシステムなどを勉強し、日本では体験できないような刺激を受けました。
また、現地のスタッフや通訳の方、利用者様たちは皆友好的かつ優しさに満ち溢れており、我々の拙い英語にも真剣に耳を傾けてくださり、非常に感謝をしております。
介護に関することと、経営・運営に関することをメインテーマとして、利用者様体験、介護人材獲得、チームゲージ(職員のモチベーション向上について)、終末ケア、意思決定支援、営業・運営・稼働管理など、多岐にわたる学習をすることができ、非常に有意義な時間を体験させていただきました。
なかでも意思決定支援について、南オーストラリア州において、利用者様が生前の意思を、南オーストラリア州政府のHPを通して登録することを強く推し進めており、ACHグループ利用者においては、全員に作成をお願いしている、という話を聞きました。
プランニングアヘッドサービスと呼ばれる専任者がその書類作成の援助をしており、死後の遺言ではなく、どのようにして余生を過ごしたいか、意思決定についてのサポートを担っていること(日本でいう「終活」)に驚愕しました。
利用者様は名前や顔も生年月日も違えば、性格や生きてきた環境も当然違います。
十人十色です。
その方お一人おひとりの、グッドライフ(=自己決定・意思決定)、これを追及していくと、そこには「個別ケア」というものがはっきり存在する、と私は感じました。
生活相談員として、意思決定支援のために、自分になにができるのか。
今年はそれを考えて業務を遂行していこうと思います。
海外の介護事情などに興味のある方は、ぜひサン・ビジョンへ!
現在サン・ビジョンでお勤めされている方々も、ご縁があれば、ぜひ海外研修に参加をしてみてはいかがでしょうか。
※オーストラリア滞在中の食事は非常においしくてつい食べ過ぎてしまいます。なので、カロリーの暴力にはご注意を。
写真は滞在中の食事の一部と、ACHグループのスタッフの皆様と。