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資格を持った介護士になるにはどのような方法があるのでしょう?

介護施設は、規模の大小はあるものの他業種からの参入もあり、その数はどんどん増えています。
それに反して介護職員の不足が慢性的で、人材を求める声は絶える事がありません。

そんな需要の高い介護の仕事の中で、介護士になるために必要な事、その仕事内容を合わせてご紹介していきます。

介護士とは

介護士の概要は以下の通りです。

介護士は、老人ホームデイサービスなどの施設や介護サービスを必要としている利用者(病者、高齢者、障がい者)の自宅に出向いて、介護サービスを行う。 障がい者施設、医療機関でも働く。 具体的には、着替えの介助、食事の介助、排せつ介助、入浴介助、口腔ケアなどを行う。利用者の日常生活行動において、欠けるところがある部分を支援するというのがサービスの基本。 医療行為はできない。 その他、デイサービス施設で働く場合にはレクリエーションの指導も行う。

介護士からステップアップしたい人のための資格としては、次のものがある。

引用:Wikipedia

介護施設で介護にあたる職員全般を指して「介護士」と呼ぶ場合と、介護福祉士を略して「介護士」と呼ぶ場合の二通りがありますが、今回は国家資格である「介護福祉士」について、どのようにして資格を取得するのかをご紹介します。

ケアマネージャーについては公的資格ですが国家資格ではありません。そして介護福祉士は現場の第一線で介護を行うのに対して、ケアマネージャーは介護が必要な高齢者等が適切な介護を受けられるようにケアプランを作成するなど介護のマネージメントを行います。

介護士を目指すには

長く介護職を続けるならば、介護福祉士の資格を取得する事をお勧めします。
介護管理者研修やケアマネージャーも公的資格ですが、介護福祉系の国家資格は介護福祉士だけです。

高度な知識や経験、技術が求められますが、それだけに現場での信頼も厚くなり、転職の際も有利です。
また、手当等が加算されるため収入面でも優遇が期待できます。

無資格から資格取得するには

未経験から介護福祉士を目指すには三つのルートがあります。

  1. 実務経験ルート
    介護施設で実際に働きながら資格を取得する事を実務経験ルートといい、一番多く選ばれているルートと言えます。
    費用面から見てもリーズナブルな選択になります。
    実務経験を積むと共に、事前に介護職員初任者研修、介護職員実務者研修を取得しておく必要があるため、最短でも国家資格取得には3年かかるでしょう。
  2. 養成施設ルート
    取得期間が一番早いと言われるのがこの養成施設ルートです。
    福祉系の高校を出ていなくても2年で取得可能です。
    福祉系の短期大学や専門学校へ通う必要がありますので、費用もかかる事と現場で働きながらと言うのは難しいという面があります。
  3. 福祉系高校ルート
    福祉系の高校、または福祉系特例高校を卒業後に国家試験合格を目指すのが福祉系高校ルートになります。

資格取得のための費用の目安は

介護福祉士になるためにはそれなりの準備が必要です。

現場で働きながら取得を目指す実務経験ルートでは、
・介護職員初任者研修修了者・ヘルパー2級保持者の場合は約8,2000円程度
・介護職員管理者修了者の場合は約30,000円程度

の費用が必要です。

働きながらだと実務期間が3年以上かつ従業日数として540日以上を満たす必要がありますので、最短でも3年かかります。

それでも養成施設ルートに100万円~200万円かかるのに比べるとかなりリーズナブルな費用と言えます。

まとめ

介護福祉士の資格取得には他に、働きながら「通信コース」で学ぶ方法もありますが、この場合は通学期間が必要な場合があるため、お住まいの地域に近いスクールを選ぶと便利だと思います。

介護福祉士の資格取得は介護の仕事の幅を広げ、スキルアップに役立つことでしょう。

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