介護職に就きたい!採用されるコツってあるの?
これから介護の仕事に就くために採用試験を控えている方の中には「採用されるのには何かコツがあるのだろうか?」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もしもそんなコツがあるなら知りたいですよね。
そこで、介護施設に採用されるコツはあるのか?について調べてみました。
目次
採用担当者がチェックする点は?
2035年には、なんと3人に1人が高齢者になるとういう厚労省の統計が出ているのをご存知ですか?
高齢化は急速に進んでおり、介護の現場には他業種からの参入も増えてきています。
そんな中で介護職は人手不足と言うイメージがありますが、人手不足だからと言って誰でも採用されるわけではないのです。
「介護」を必要としている人に寄り添って支援が出来る人でなくては現場を任せる事は出来ません。
では採用担当者はどんな点を重視し、「この人を採用したい!」と感じるのでしょうか。
- 挨拶がきちんとできるか
- コミュニケーション能力があるか
- 勤務時間に融通が利きそうか
- 施設についてきちんと理解しているか
- 資格を取得しているか、取得する予定があるか
- 採用したら長く勤めてくれそうか
職場によって採用者が重視する点には差がありますが、おおよそこのような所を見ています。
介護職に採用されるコツってあるの?
”採用者がどのようなところを見ているのか”は、求職者にとってとても気になるところです。
同様に”では採用されるコツってあるんだろうか”と言うのも知りたいのではないでしょうか。
- はきはきとした受け答えと笑顔
どんな職業の面接であっても好印象を与えます。
そして人と笑顔で接する事はそのまま介護にも繋がります。
無表情や不安そうな表情で対応されるより、にこにこと笑顔で対応される方が利用者さんにとっても安心感を与えられるでしょう。
受け答えの様子から見えるのはその人のコミュニケーション能力です。
利用者さんに限らず、職場の仲間ともうまくコミュニケーションがとれる人かどうか、アピールできる場ではないでしょうか。 - 介護に関するニュースに関心がある事をアピール
長続きしない人を採用するリスクを避けたいのが採用する施設側です。
特に未経験者の場合「いかに介護について関心があるか」を採用担当者に知ってもらうためには「介護に関する時事」を理解し、それについての意見を持つ事が大切です。
関心を持つだけでなく昨今の介護事情を理解出来れば面接の際、ふいに介護についての考えを尋ねられても、焦る事なく返答できます。 - 就職後の目標を明確に持つ
なぜこの施設を選び、この職場でどのような介護をしたいと考えているのかなどを知りたい採用担当者に対して、きちんと「自分が介護士としてどうなりたいか」という目標を、採用試験前にきちんと整理して、自分の言葉で伝えられる事が大切です。
この他、もしも未経験者で採用試験を受けるまでに時間があり、介護士として働く意欲を持っているのであれば、ぜひ介護職員初任者研修を受けておく事をお勧めします。
資格を持たないよりはまず入門ともいえるこの資格を取得しておく事で採用されやすくなります。
採用試験で注意したいポイント
どんなに採用試験に向けて準備万端であっても、試験の際に身だしなみが乱れていると台無しです。
また給与や待遇面での要望を率直に伝えすぎると、採用担当者の心証を損なう事になりかねませんので、もしどうしても確認したい時は「差支えない範囲でお伺したいのですが」と言う形で「聞いて」みましょう。
まとめ
面接で緊張しすぎると、なかなか自分の考えを言葉にするのが難しくなります。
事前にしっかり施設の事を調べ、介護についての考えを纏めておく事が、ぜひ採用したい!と思ってもらえるコツではないでしょうか。