介護士の仕事のやりがいとは?魅力ある介護の仕事を知ろう!
介護士の仕事は、大変というイメージがないでしょうか。しかし実際にはとてもやりがいのある仕事です。介護士はどのような仕事をしているのか、どんな時にやりがいを感じることができるのかなどを詳しく解説していきます。
目次
介護士はどんな仕事?
介護士はどのような仕事をしているのか、介護現場を知らない人からは仕事の内容がよくわからない、ということもあるのではないでしょうか。そのため、嫌なイメージばかりが先行して誤解している人もいます。実際には介護現場で働く職員は、仕事に誇りを持って取り組んでいるプロフェッショナルです。介護士の仕事にやりがいを感じている人も、少なくありません。介護士がどういった仕事であるのかを、詳しく見ていきましょう。
レクリエーションで身体機能向上
介護現場において大切なのは、身体機能の低下を防ぐことです。面倒だからと動かずにいれば手や足が次第に動かなくなっていき、頭を使わずにいれば認知がどんどん進んでしまいます。そうならないように、介護現場ではデイサービス、デイケア、老人ホームなど形態は問わずどこでも一定時間、レクリエーションの時間を設けています。
レクリエーションの内容は、歌を歌う・字を書く・手先の作業をする・ゲームで手足を動かすなどさまざまです。だれにでも楽しんでもらえるように内容を考えているので、一生懸命取り組んでもらえてなおかつ身体機能が向上するとやりがいを感じられるでしょう。また、やりがいや達成感を感じられるのは介護士だけではありません。大きな作品を作り上げた時などは、利用者の方もやりがいを感じられることでしょう。
自立の支援
入浴や歩行の介助をしながら、自立の支援をするのも介護士の大切な仕事です。利用者の方の歩きぶりがよくなったり、それまでできなかったさまざまな日常の動作ができるようになったりすることが、介護士にとっても喜びとなるでしょう。
快適な暮らしの維持
介護士の仕事の一つに、快適な暮らしを維持することがあります。施設であれば入浴の介助や食事の提供、部屋の掃除、排せつの介助といった日常生活が難しい人のために、手助けをしています。特に入浴や排せつなど、一人では難しい人にとっては介助は必須であるといえるでしょう。家族とともに暮らしている人など、状態にもよりますが家族の負担は計り知れないものがあります。そんな中介護の手が入ることで、家族や利用者の方に余裕ができ笑顔が見られることが、介護士のやりがいへとつながるでしょう。
介護士の魅力とは?
介護の仕事の魅力とは、どのような部分でしょうか。実は介護士は、人としての思いやりや相手を受け入れる優しさが必要です。また、技能職でもあるため職を失うリスクが低く、再就職が容易な職業でもあります。介護士という職業には、たくさんの魅力が詰まっています。
人間のやさしさに触れることができる
介護士とは、人間にやさしさに触れることができる仕事だといえるでしょう。人と人が寄り添いあい、相手のことを思いやる優しさがある人には向いている仕事です。日常の手助けや買い物から、利用者の方の癖や個性を上手く受け止めて気持ちを汲み取る思いやりが必要となります。
感謝を直接受けられる
直接「ありがとう」と感謝される仕事とは、いったいどれほどあるでしょうか。介護士は、家族や利用者本人から笑顔で感謝される仕事です。特に思っても見なかったちょっとしたことで、「本当にありがとう」「とても助かった」などといわれると、嬉しいものです。ありふれた日常をほんの少しの手助けでとても感謝される仕事であり、一緒に過ごす時間が長くなればなるだけそういった機会も増していくことでしょう。
まとめ
介護士は楽しいことばかりではありませんが、非常にやりがいのある仕事です。疲れることはあっても、笑顔で働く人も多くいます。たとえ未経験や無資格であっても、キャリアアップすることもできるでしょう。年齢や性別に関係なく、だれでも活躍できるチャンスがある仕事なのでぜひ挑戦してみてください。