【リゾート春日井】福祉業界は魅力的なんだゾ☆

今年度、高校３年生に進級したお二人がインターンシップに来てくださいました。こんなに楽しいお仕事なのに、人気順位が今一つとちょっぴり悲しい福祉業界ですが、若者が門をたたいてくれることがうれしく、また頼もしく感じます。

さて、今回のインターンシップ。カリキュラムはと言いますと・・・
➀館内見学・・・利用者目線ではなく、職員目線でご案内をいたしました。職員が何を大切にし、どんな視点で、何をしているか。見学しながら学んでいただきました。

➁高齢者体験・・・おりしも新人研修中のため、高齢者体験セットを使用することが叶いませんでしたので、リハビリで使用する重りを足や手に付け、不自由な状態を作り出し、その状態でリハビリに参加していただきました。

また、軍手をつけて箸で豆移動をしたり、ジェンガに挑戦したりしていただきました。
男子生徒には１キロの重り、女子生徒には５００グラムの重りを手首に着けて、軍手までしての体験。最初は若さでスイスイやれていたことが、時間の経過とともに腕はプルプルするし、細かい作業が大変です。
豆が箸から落ちるたびに「アッ！」「難しい～」「こんなに大変なんだ・・・」と独り言のように発せられた言葉が印象的でした。

　リゾート春日井では『介護』よりも『気配り・目配り』が大切です。「利用者様のいつもの様子」がわからないと変化に気づくことができません。高齢利用者様が日常どのような状態にあるのか。高齢者の大変さ、しんどさを体験することで高齢者の日常を想像していただきたいと思います。その上で高齢者に思いを馳せ、高齢の利用様が元気に楽しく過ごせるよう考えるきっかけとなると良いと思います。

➂食事対応・・・怖い話ですが、突発的な事故で死亡率が高い事故の一つに食事の際の窒息が上がります。利用者様の昼食配膳の介助をしながら食事をしている利用者様の状態を観察し、危険がないか目配り、気配りをしていただきました。
　どこのデイサービスでも同じだと思いますが、職員はマルチタスクです。一人で何人もの利用者様の対応をすることも少なくありません。それでも事故の無いよう、職員同士で声を掛け合い、注意し合い対応します。

さて。今回インターンシップに参加した高校性はどんな感想を持ってくださったでしょうか。私たちの働く姿を見てどんな印象を持ち、今回の経験をどのように生かしていくのか。将来を考える一つのきっかけにしていただけると幸いです。

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