「介援隊 福祉用具展示会2022」に参加
こんにちは。
サン・ビジョンレンタルサービスです。
今回、ケアマックスコーポレーション主催の「介援隊 福祉用具展示会2022」に参加しました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、こういった展示会も注意が相次ぎ、開催されても「Web開催」という形が多く、およそ三年ぶりの福祉用具展示会への参加です。
ご利用者様やご家族に福祉用具の提案をする際は、カタログが中心となります。
相手に「特徴」や「良さ」を伝える際、その商品自体を知らないことにはお勧めもできませんし、取り扱い上の注意点も説明できません。
そのため、以下のことを大事にしています。
・メーカーの方と直接会話し、コンセプトや特徴を耳で聞く
・福祉用具実物を目で見る
・直接手で触れ、操作してみる
・自分の体で体感する
こうすることで、ご利用者様の立場で考えることができます。
今回も新しい「移動用リフト」を体験してきました。
今現在も、実際の現場で活躍している福祉用具もどんどん改良されていきます。
「ベッドサイドテーブル」のキャスターにも、ロック機能が加えられた新商品が出品されていました。
福祉用具の需要が高まる中で、利用されている中で起こる「ヒヤリハット事例」が、より安全に使われるようにと更に改良されていきますので、福祉用具に関わる自分たちもこうした新商品に対する知識の習得に努めたいと思います。
福祉用具は介護の現場に限りません。
例えば、
2009年「新型インフルエンザ」の流行 ・・・・・手指消毒剤 抗菌 マスク
2011年「東日本大震災」 ・・・・・エアマットの停電対策
電動ベッドの手動操作
災害時の排泄処理に関して
感染症や災害時に関しても、福祉用具は多くかかわっています。
災害時、被災地での排泄処理は深刻な問題のようです。
排泄器具よりも、排泄後の処理をする処理袋など、多くの種類が出品されていました。
最近は、ホームセンターの「災害対策コーナー」でも設けられているのを見かけます。
いつ起こるかわからない「災害」。
日頃からの備えも必要だと感じました。
また、コロナ禍の中で、「杖」のメーカーがSIAAに取り組み、杖のグリップや先ゴムに抗菌、抗ウイルス加工を施した商品を紹介しており、これらは今回初めて見ました。
このように世相に反映して、福祉用具は開発、改良が進められていきます。
先にも述べましたが、展示会に参加して一番感じることは、
「目」で見て、「手」で触れ、「体感」することです。
利用する立場になることで、「感じるもの」「見えてくるもの」があります。
ご利用者様が「安全」「安楽」「安心」して生活を送る、少しでもその支えができるようにしていきたいと思います。