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【大型デイ 太古の湯】「足のつりと対処法」

皆様こんにちは、サンサンリゾート太古の湯、機能訓練指導員の田嶋です。
もう12月もあと少し、今年もあと少しですね。
時間に追われまくっている毎日です。

さて、今日は利用者様とお話ししていてよく聞く、“足のつり”についてお伝えできればと思います。

つる原因ははっきりと特定されていませんが、特に持久系のスポーツの運動中や運動後に生じることが多いことから、筋肉の使い過ぎと大きな関係があると言われています。
一般の健康な人でも、一日中立ち仕事をして足が疲労したり、血行が悪くなったりした時に起こることがあります。また、電解質の異常も一つの原因と考えられています。運動中は、発汗に伴って水分や電解質が失われます。電解質とは、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなど血液中にあるミネラルイオンのことで、これらが筋肉や神経の動きを調整しています。その電解質のバランスが乱れると、足のつりが起こるのです。
カルシウムを摂るには牛乳、チーズなどがいいですね。マグネシウムが豊富な食べ物はアーモンド、納豆、ひじき、カリウムを多く含む食べ物はトマト、バナナ、ブロッコリー、小松菜だそうです。

「足がよくつるけどどうしたらいい?」と利用者様に聞かれてお答えしているのが、筋肉を伸ばすことです。
つま先を曲げて手前に引き寄せたり、
立ったまま足を前後に広げてアキレス腱を伸ばすようにしたりして、
筋肉を伸ばして10秒以上キープし、つりが治まるのを待ちます。これはよくつると言われるふくらはぎがつった場合の対処法です。
また、筋肉の冷えや血液供給の低下があると、特につりやすくなるため、局所を温めたり血流をよくするためのマッサージをしたりして筋肉を和らげると効果的です。
太古の湯には温めることができるホットパック
空気の圧でマッサージが出来るメドマーがありますね。

予防としては、運動前にストレッチや準備運動をすることです。日ごろ使っていない筋肉ほど筋肉疲労が起こり、つりやすくなるため、念入りにストレッチをしましょう。そして運動中には適宜休息を取ることと、水分補給・電解質補給をしっかりと行うことが大切です。太古の湯では、寒くなり水分摂取を控える利用者様もいらっしゃるため、適宜水分補給の声かけもさせて頂いています。

寝ている時に足がつるという話もよく聞きますが、睡眠時は、意外に汗を沢山かき、脱水傾向になりやすく、体をほとんど動かさないため、心拍数も減り血行が悪くなっています。そのため、睡眠中は足がつりやすくなります。対策としては、運動により起こる場合と基本的には同じです。

なかには腎不全や糖尿病、肝硬変、甲状腺機能低下症など、何かしらの基礎疾患を原因として発症するケースもあるため、足のつりが頻回、改善がみられない場合は主治医にご相談ください。

何かお体で気になることがあれば気軽に職員にお尋ねください!

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