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【ジョイフル岐阜駅】季節感

今回のブログを担当します、施設ケアマネジャーの浅野と植松と申します。9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。

先日、特別養護老人ホーム・介護付有料老人ホームの利用者様に集まっていただき、流しそうめんを行いました。ジョイフル岐阜駅には3Fにデッキがあり、天気が良い日は外の空気を吸って気分転換ができるスペースがあります。

もともとこの流しそうめんのレクリエーションは8月に企画していたのですが、天気などで予定が延びてしまい9月に入ってしまいました。それでも窓を開けて外に出てみると日中はまだ猛暑が続いており、熱中症の心配をしなければいけないほどでした。
施設の中で生活をしていると、エアコンがかかっているため夏と言っても暑さを感じることが少なくなります。外から通ってくる私たち職員は9月でもまだ暑いなあとか、そろそろ涼しくなるかなとか考えながら日々生活をしていますが、入居者の方はそういったことを感じることがどうしても減ってしまいます。

  
ジョイフル岐阜駅の施設ケアマネジャーの仕事として、認定調査に立ち会うという仕事があります。そこでは介護保険の認定を受けるために、現在の心身状況を調査員の方が面接をしながら質問していくのですが、その中の質問項目に「今の季節は何ですか?」と言う問いがあります。
生活の中で私たちは無意識に今日は何月何日、季節は夏だからまだ暑い、などと感じながら暮らしています。そうした感覚が施設の中でずっと過ごすことによって、頭を使って考えることが無くなってしまうという話は、質問を受けた利用者様からも良く聞かれることです。私たちは高齢者介護の基本として体調を管理するため、できるだけ体の負担にならないように環境温度の調整をしていますが、気温の変化がないのはメリットである一方、心への逆の働きかけにもなるのを意識すべきではないか、と調査に立ち会うたびに感じます。

 話を流しそうめんに戻します。参加していただいた利用者様はとても喜ばれ、後日お部屋でお話を伺った際に、その時の嬉しさを色紙に書いて渡してくださる方もみえました。職員もコロナでできなくなったレクリエーションが復活し、日頃は見せないようなはしゃぎっぷりでとても嬉しそうでした。ただ暑さ寒さを感じるだけでなく夏らしいイベントがあることで、今は夏なんだ、9月に入っているけどまだ暑いんだ、と言った感覚や会話が生まれることが施設生活にはとても大切なことなのだと、利用者様や職員の笑顔を見て改めて思いました。
施設の中の生活は単調になりがちですが、ここでの生活が楽しいと思っていただけるよう、これからも職員一同努めて参ります。

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