介護・保育は誰のため

グループホームグレイスフル日義でハウスマネージャーをしています塚谷修です。
今回は「介護・保育は誰のため」について。
「そりゃ介護・保育を必要としてる人のためでしょ。」と言われそうですが、
おっしゃる通り、それは大前提です。
しかし、ちょっと視点を変えて、介護・保育を「している人」にとってはどうでしょう。
だいぶ昔に、僭越ながら行政の委託で地元住民向けの認知症介護教室の講師を
させていただいたことがあります。
その際、「うちの母は比較的まだ若く、認知症です。この先を思うといつまで続くのだろうと
心配になることがあります。介護を長く続けるにはどうしたらいいでしょうか。」と質問を受けました。
その時は経験も浅かったため、「介護サービスなどを上手に使って負担を減らしていきましょう。」
とお答えしたと記憶しています。
ただ、今であればこう付け加えます。「自分の為に介護をしてはどうでしょう。」
大切な家族のため、大切な利用者様のため、と、
自分だけであれもこれもと思い詰めると視点も狭くなり、
何故うまくいかないのだろうと苦慮したり、
いつしか自分の心身がもたなくなる場合があります。
そんな時は、「この苦労は自分の成長のため」
「自分の時間も大切にしながらやっていこう」「時には誰かに頼ってもいいよね。」と、
物事を自分中心に考えることも大切ではないかと思います。
介護・保育を通じて、自分を成長させてみたいと思ったあなた、グレイスフルで一緒に働きませんか。