ドレミパイプ＆葵いきいきサロン

こんにちは。
この時期は特に、湿度の影響で楽器選びに困る、音楽療法士です。

ドレミパイプ

今年から新たに導入した楽器、『ドレミパイプ』です。
見た目がカラフルで可愛く、何本もまとめて持ってもそれほど重くないので、頻繫に活躍中です。

ドレミパイプは、その名の通りパイプ・筒のような形をしています。
長さや色、音が一本ずつ異なっていて、叩いて音を鳴らす楽器です。

Maid in USAなのに、日本語も書いてくださっている優しい設計で、自分が担当している音をいつでも確認できるので、合奏をする時にも自分の番がわかりやすくなっています。

肝心の音はというと、ラップの芯を叩いた時と同じような、ポンっというような音色です。
一つひとつの音はあまり大きくないので、かなり耳の遠い方や、少人数だと難しい場合もありますが、デイサービス等の大人数で合奏する時には、特に重宝しています。

そして、プラスチック製。つまり、楽器の大敵、過度の湿気やその後の乾燥によるダメージを気にしなくていいので、梅雨の時期にもピッタリです。

葵いきいきサロン

　そんなドレミパイプを持って、サンサンリゾート新栄やジョイフル千種の近くの葵コミュニティセンターで開催されている、葵いきいきサロンへ伺いました。

当日はあいにくの雨でしたが、皆様と歌ったり、合奏をしたり、ストレッチをしたりと、音楽療法を体験して頂きながら、楽しく交流ができました。
歌いながらドレミパイプでセルフ肩たたき、お隣の方と向かい合って歌詞の特定の音でのみ足を前に出す運動など、頭も身体も社会性もたくさん使っていただきましたが、皆様の笑い声がたくさん聞こえて、よかったです。

音楽療法には、認知症の予防効果があるとされています。名古屋エリアの各施設、デイサービス、介護付有料老人ホーム等で実施しています。ご見学など、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。