秋の過ごし方🍠

はじめまして。特別養護老人ホームグレイスフル塩尻 管理栄養士の矢口です。初めて書かせていただきます。
入社し三年目になりました。どのように過ごしてきたか思い出せないほどにあっという間でした。周りの皆さんの力を存分にお借りし何とかやってこれました。成長できるように自分を奮い立たせていきたいです。
最近出勤する際に、外に出ると空気がひんやりとし季節が秋になってきているなと感じることがあります。日中外に出ることが少ないため通勤で季節を感じています。
秋といえば芸術の秋や食欲の秋などいろいろありますが、みなさんにとってはどんな秋ですか。私は果物と読書の秋です。秋の過ごし方についてご紹介したいと思います。
毎年この時期になると巨峰や長野パープルなどの果物を食べることが楽しみの一つとなっています。果汁が口いっぱいに広がり、心も体もほっとリラックスさせてくれます。長野県にはぶどうの種類が色々あり食べ比べることができて楽しいです。長野県に住んでいる一つのメリットかもしれません。家にあったフルーツをかき集めてみたところいろいろなものがあり自分でもびっくりです。
また、ゆっくり読書もします。おすすめは町田そのこさんの『わたしの知る花』。短編集でどの話も小さな出来事の中にある深い感情を丁寧にすくい取っており、読んだ後に温かさや余韻が残る作品です。なかなか平日ではまとまった時間がなく、読書は難しくなってきてしまいました。なので静かな空間でお気に入りの一冊に没頭するのは、忙しい日々の中での贅沢なひとときです。
そんな感じで窓際でゆっくりしていると近所の猫がやってきました。よく見るとハートのような柄が。癒されます。
秋の季節を通して、旬の食材やいろいろなものに触れることができて、いい刺激になっています。そうした体験からアイデアを広げて、施設での食事レクに活かしていけたらと考えています。私の所属する施設では、数カ月に一度、旬のものを使ったり利用者様の希望に沿ってテーマを決めます。今後も利用者様に食を通じて季節を感じていただけるような機会を増やせていければと思います。
これから本格的に秋となりますが、お体に気を付けてお過ごしください。