きっかけと経験を積むこと
担当事業所の名簿を見ることが良くありますが、最近ふと気づくと自分の名前が名簿のだいぶ上の方にあり驚きます。入職時配属となったグレイスフル塩尻・ちょうど2年前に異動となったグレイスフル箕輪と合わせ早9年目となりました。
学生時代、たまたま経験した行事の事務作業からはじまり仕事体験などを通して将来の仕事はこれがいいかなと思い始めたことをきっかけにこの法人の事務職の仕事を選びました。
はじめは把握しきれない規定・ルールやうまくこなせずどんどん重なっていく仕事に、泣きたい気分のこともありましたが、職種を問わず、色々な情報を教えてもらったり手を差し伸べてもらったりしながらなんとか日々の業務をこなしていました。そして年数が増すにつれて、ISOの担当をしたり親睦会に参加したりと通常の事務の仕事だけでないことを経験したり、事業所が変わったことで日中利用者様とお話ししたりと、入職したばかりの頃よりは気持ちに余裕をもって仕事ができているのではないかと感じています。
それでも毎日、思いもしなかったことが起こったり、いくら読み込んでも調べても、頻繁に更新されていく規定や法律類に翻弄されたり・・・、何年たってもこれで完璧!と思えないときもあることに少し悔しい部分もあるので、これからもこれまでの知識や経験を過信せず取り組んでいきたいと思っています。
冒頭の写真は、グレイスフル箕輪2階生活支援ハウスで少し前から育て始めたいちごです。
生活支援ハウスには施設内のあちこちから託された植物が並んでおり、生活援助員さんが大切に育ててくれています。
このいちごは景品でもらった栽培キットで、吹き飛んでしまいそうなとても小さな種から育てています。今は2~3mmの芽が数本出たところですが、毎日休憩で支援ハウスのリビングにお邪魔するので、密かに成長を楽しみにしています。