幼保連携型認定こども園とは?
保育所は厚生労働省の管轄で、幼稚園は文部科学省の管轄であるということは広く知られています。これに対して、認定こども園は内閣府が管轄です。つまり、厚生労働省も文部科学省も関わっていますので、両方の機能をもっています。当園は幼保連携型認定こども園なので、幼稚園教育要領に基づく幼稚園的機能と保育所保育指針に基づく保育所的機能、両方の機能をあわせもち、小学校児童との交流の機会や小学校との連携などを図り、円滑に小学校へ進み教育が受けられるようにと考えられた単一の施設として、運営がされています。幼保連携型認定こども園の職員は、幼稚園教諭免状と保育士資格を併せ持つ保育教諭が教育保育を担います。また幼保連携型認定こども園は、国・自治体や学校法人、そして社会福祉法人のみが認可を受けることができる施設のため、運営面でも高い透明性が必要であり、在籍しておられる園児のみでなく、地域福祉や地域全体の子育て支援に積極的に関わっていく姿勢が求められています。
認定こども園に通うことには、以下のようなメリットがあります。
まず、異年齢のお子さんが生活をすることが幼稚園と違う部分です。年長児などが未満児をお世話する活動を取り入れ、世代の違う子どもたちが交流をお互いの成長のきっかけにしています。当園ではすべての行事を未満時の子どもたちも含めて一緒に行っています。自由遊びの時間は、保育士の見守りのもと、異年齢のお子さんと自由に関わることもできます。同じ年齢クラスでは経験がしにくい、上の子どもがちいさな子どもの面倒を見る昔ながらの良さがあります。
また、幼稚園を希望し、年少から幼児教育を受けさせたいと考えていた保護者のかたの中には、仕事をしなければならず、お子さまが年少に達するまでは、別の場所にある保育所に通うしかないと考えていたかたもいることでしょう。認定こども園であれば通いなれた園でそのまま幼児教育を受けさせられ、転園などによるお子さまの負担を軽減できます。
加えて、2・3号認定が完全給食である点も大きなメリットです。自園給食提供のため厨房が設置されているため、1号認定でも給食提供ができます。
1号認定と、2.3号認定とは?
・1号認定
満3歳以上で、保育の必要な事由に該当しない家庭のお子さまが、教育標準時間で通園する場合。
・2号認定
満3歳以上で、保育の必要な事由に該当する家庭のお子さまが、保育認定としての標準時間・短時間で通園する場合。
・3号認定
満3歳未満で、保育の必要な事由に該当する家庭のお子さまが、保育認定としての標準時間・短時間で通園する場合。
保育料について
当園は公立園と同じ保育料です。私立園ですが入園金や寄付金を求めることも一切ありません。
料金すなわち保育料は、国の定めた基準に基づき、市町村が認定します。市民税と家庭の所得、認定区分、お子さまの年齢により料金が異なり、きょうだいが入園する場合には、第二子以降は保育料が安くなる割引もあります。延長保育料金にも同様に割引が適用されます。園では市が決定した保育料をご請求させていただいております。
幼児クラスになると体操服やお道具箱、クレヨン、はさみなどの費用(合計10,300円程度)が必要となりますが、入園(進級)時に購入していただくもので毎年購入するものではありません。
ジョイフル多治見こども園について
1号認定・・・園が決定します。例年ご応募多数のため、公開抽選を行っています。
2号3号認定・・・市が決定します。市の利用調整会議を経て、措置入所となります。
日曜祭日を除き、朝7:00~19:00までが利用可能時間です。(延長保育時間含む)
1号認定のお子さんは、9時から15時までの6時間ご利用できます。
保育を必要とされる2号・3号認定には保育短時間認定と保育標準時間認定があります。
保育短時間認定(8時間) 8:30~16:30
保育標準時間認定(11時間) 7:30~18:30
保護者会は、保護者の皆様による独立した組織として適正な園運営に必要不可欠であり、貴重なご意見をいただける場として園としても大切に考えております。ただし任意でご加入いただく組織でもあり、保護者の就労を支える施設として、過度なご負担はいただかないようにお願いをしております。
園では年2回の満足度調査を実施し、保護者の皆様のご意見を園運営に反映させていただいております。大変貴重なご意見や、感謝の言葉をいただき保護者の皆様のニーズを知る機会として大事にしております。