今も、昔も・・・・
桑原施設長からバトンタッチしました、木曽に馴染みの深い?山田です。
何故?馴染みがあるのかって?
それは、縁あって木曽の方と結婚し7年ほど前まで、木曽に住んでいたからです!
今現在は、自分の出身地の伊那に、一家で引っ越しをしました。
(誰です?旦那を尻に敷いているから・・っていうのは!
少しでも都会に来たかった旦那の意見を尊重しただけですからね。)
無駄話はさておき、本題に戻りますね。
私は今、グレイスフル塩尻で、在宅部門(デイサービスセンター、小規模多機能型居宅介護、グループホーム、住宅型有料老人ホーム)の施設長をさせて頂いています。
私が、介護の仕事についたのは、まだ介護保険が始まる以前の平成9年の時でした。
何故介護に?理由は明確でないけれど、一昔前は、自宅で介護をするのが当たり前の世界で、私の実家も母親が、祖父母の介護をしていました。(自分でも仕事を持ちながら)
介護の知識もなく、時々来てくれる主治医の往診と、母親と父親で苦労しながらする祖母の入浴介助(当時そんな言葉は使っていなかったけど・・・)
本当に家の中で完結する介護でした。もちろん、嫁入り前?の私も当たり前のように、祖母の介護を何の抵抗もなく行っていました。
結婚し子育てもひと段落して、そろそろ仕事を・・と考えたとき「ホームヘルパー募集」のチラシが目に留まりました。
「これだ!」と、「介護の神」が下りてきて「この仕事がしたい」と(笑)
なにも資格がない、介護の勉強もしていないので仕事をしながらホームヘルパーや介護福祉士の資格を取得し、「もっと福祉の仕事がしたい!正職員で働きたい!」と。(当時はパートでした・・)
そんな中、ハローワークで社会福祉法人サン・ビジョングレイスフル日義の求人票が目に留まりました。
「とりあえず、チャレンジしよう!」「この機会を逃したら跡がない!」という思いで、採用試験を受けました。「採用通知」を頂いたときは本当にうれしかった。
入職当初は、一介護職員でしたが、今では、施設長という役職をもらい、直接利用者様の介護に携わる機会は少なくなりましたが、今でも介護は大好きです。
「人」が「人」のことを、精一杯考える。自分の家族でもない「人」のことを一生懸命に考える。年齢は関係なく、「人」に寄り添いながら、「人」のことを大切にする。介護に携わるって、とても素敵な事だと思います。
ある職員さんと、これから就職を考えている高校生向けの就職説明会に出かけた時の職員さんの言葉です。
~高校を卒業して、介護の道を選んだ。就職した時は、学生とは違い夜勤があり、大変だったけど、考え方を変えると、夜勤明けで遊びにも行ける。休みが増えてちょっと得した気分になる。孫のような、私たちでも、利用者様のことを他の職員さんと「どうすればいいんだろう」って一生懸命考える。利用者様に私たちが考えたことで喜んでもらえた時が一番うれしいし、やりがいを感じる。介護をするチームとして、意見が言い合える仲間がいることが心強い~と。
時代が変わっても、利用者様のことを真剣に考えてくれる職員がいてくれる。
介護って捨てたもんじゃないな~と。
介護を選んでくれる職員さんは、心の優しい人が多い職業です。
「人のこと」を大切にする。今の時代だから、より大切にしたいものです。
今、これからどうしようか?進路について悩んでいる方いませんか?
もし、悩んでいたら、幾つになっても年齢は関係ありません。
「人のこと」を大切にする仲間になってみませんか?
次回は、より小さな利用者様、「人」としての基礎の教育に携わるっているこども園の
山本園長にバトンタッチします。