世界の中心(ベトナム)で愛(介護)を叫ぶ 編
はじめまして、介護老人福祉施設 グレイスフル木曽 施設長の北田です。
今年も早いものであと数日で終わりですね。
皆様はどんな一年だったのでしょうか?
私はこの師走の慌しい中、「EPA職員合同説明会」のために事業戦略部部長と
塩尻特養と木曽特養に勤務している。ベトナム出身のサンさんとランさんの4人で
ベトナムに行ってきました。
バカンスだと最高だったのですが、今回は、合同説明会という大役を仰せつかって
いるので、初めて行くベトナムに「わくわく」「どきどき」しながら旅立ちました。
サンさんとランさんは1年以上、帰省できていないとの事で、とても楽しみにしていたようです。
飛行機から空港に到着すると何とその日に限って、気温28度で真夏に逆戻りした感じでした。
一緒に行ったランさんは、木曽を出発する時からハイネックを着ていましたから
到着するや否や慌てて着替えていました。
長野の寒さはベトナムの暑さを忘れさせるくらい寒いと言うことでしょうか。
今回の出張は、初めてのベトナムでしたが、サンさんとランさんが一緒だったので、
とても安心して行くことができました。
少し緊張もしましたが今回は通訳さんが二人いたので、タクシーに乗ったり、食事に
行く時も何も困ることなく過ごす事ができました。
写真はハノイの道に止まっていた自転車ですが、何と荷台には考えられないほどの野菜
(にんにくの芽、アスパラなど)を積んでいたので、おもしろいなと思って一枚撮ってみました。
写真からも伝わると思いますが、畑からすぐ収穫した新鮮野菜という
ことが一目でわかりますね。
さて、本題に戻って「EPA職員合同説明会」のことを少しお話します。
「EPAとは何?」と思っている方安心してください。
これから説明しますね。
EPAとは:物流のみならず、人の移動、知的財産権の保護、投資、競争政策など
様々な協力や幅広い分野での連携で、両国または地域間での親密な関係強化を目指す
2国間条約です。
介護福祉士の受入れを定めたEPAは、現在、インドネシア、フィリピン、ベトナムの
3カ国です。
先日の合同説明会はハノイにあるホテルで開催され、日本の各法人などから今回は40ブースが
参加していました。ここでは各法人が自分の施設の魅力を学生の皆さんにアピールして、是非日本の
我が施設で一緒に働きませんか。というアピール合戦です。
各ブースでは通訳を使って法人の説明をしている所、プロジェクターを使用してスクリーンで
説明している所など手法も様々でした。
我がサンライフ/サン・ビジョンは今までのノウハウをいかして、何と原始的な「紙芝居方式」を
採用し、サンさんとランさんにベトナム語で説明してもらいました。
二人のプレゼンも上手で、これが割りと効果的なのです。
やはり実際に働いている先輩のお話は、説得力がありますね。
SNSの情報発信力の凄さを目の当たりにしました。
これも時代なのか日本で雇用されている先輩たちの雇用条件などは、SNSを通して
情報提供され、色々な法人の雇用条件の違いなどもみなさん調べて知っているのだそうです。
やはり条件の良いブースには自然と人が集まりますよね。
今回の説明会情報は、サンさんとランさんが後輩たちに情報発信してくれたお陰もあって
サンライフ/サン・ビジョンのブースには、な・なんと「80人」もの学生の皆様に集まって
いただくことができました。説明を聞きに来てくださった皆様
本当にありがとうございました。
是非、日本の四季を感じられるグレイスフル木曽に来ていただきたいなあと思います。
サンさんのお宅にお招きいただいて、ベトナムの家庭料理をご馳走になりました。
牛肉スープを使ったお鍋や鳥の煮込み料理、アヒルのグリル焼き、サトイモに似た煮物など
沢山のお料理を準備してくださったお家の皆様に感謝です。
シン カム オン = ありがとうございます。
親族のみなさんも来ていただいて、大歓迎してくださったのはとても嬉しかったです。
またいつか機会があったら、今度は雑貨屋さんをゆっくりまわりたいです。
初めは心配していた食事でしたが、凄くおいしくてすべて食べることができました。
フォーもおいしかったな!
生春巻きの皮を購入してきたので、今度「ベトナム 揚げ春巻き」を作ってみようと思います。
初めてのブログでしたが、最期までお付き合いいただいた方に
カム オン = ありがとう
来年も皆様にとってよい年になりますように