今だから明かす!私が採用を決めるポイント!!
皆様、ご無沙汰しています。再び登場です。顔は強面、心は乙女、乙女座、A型の大兼政です(覚えてもらうまで何度でも言います!)。さて、今回は・・・“今だから明かす!私が採用を決めるポイント!!”です。
今の役職になってから、多くの採用面接に面接官として立ち会いました。多くの方々(新卒・中途の両方)の面接をさせていただいてきましたが、施設にとって都合の良い方など早々いらっしゃるわけではありません。それぞれにご家庭やご自身の都合があり、その上でお仕事を探していらっしゃるわけです。そういった状況を踏まえながら“この方なら・・・!”と感じるポイントが実はいくつかあります。求職者の方々の参考になれば光栄です
①緊張していながらも、笑顔があるか
面接で緊張のあまりかほぼ無表情で話される方がいます。介護業界のお仕事は機械相手ではありません。人を相手にする仕事だからこそ、笑顔は欠かせないです。私もなるべく緊張がほぐれるような雰囲気を作るようにしています。(ただ、風貌からは感じられないかも・・・)
冗談を言ってみたり相手の方のお話に共感したりとストレスを与えないようにと面接しています。そんな中で笑顔が多い方はやはり魅力的ですね。この笑顔なら利用者様も安心するだろうな、と感じることができればまずは1ポイントです!
②質問に対して、返答を曖昧にせず答えているか
面接の時間はおおよそ20~30分くらいです。履歴書やアンケートからいろいろとお聞きしますが、その返答が具体的でなかったり、要点がずれていたりすると “んっ?” となります。深く考えていなかったり、動機が薄かったりすると返答もどこか曖昧さが出てきます。また、自分の話に夢中になって返答の要点がずれていると、あまり話を聞かない人だなと感じてしまいます。もちろんこちらの質問がわかりにくい場合もあるので、同じ質問をもう一度、わかりやすく伝えます。うまく返答できない方(言葉が出てこない、適当な表現が見つからないなど)もいらっしゃるので、相手が返答された内容を要約して再度、こういうことですか、と聞き返します。その内容が答えたいことであったとしたら “そういうことです” となりますよね。しっかり質問を聞いて、曖昧な返答をしないことが次のポイントです。
③目を見て、落ち着いて話すことができるか
私自身も苦手なのですが、相手の目を見て話すことができるかを試します。質問する際には必ず目を見て行います。視線を合わせずに、伏せ目がちに話される方ややたらと髪や顔を触って落ち着かない方は、ストレスに対しての調整力や柔軟性が少ないように感じます。また真剣にこの仕事をしたいという気持ちも伝わりにくいですね(あくまでも主観ですが)。利用者様にも視線を合わせて会話できるのが基本ですからね。 目を合わせてくれないうちの家族
とりあえず3つのポイントをお話しました。実はこれ以外でも入退室時の挨拶とか履歴書の字だとか最初の印象を大事にしています。一緒に仕事をしていく仲間を見つける作業ですから、なるべく時間を割いていろいろとお話を聞かせてもらっています。
面接をしていて、ちょっとうれしかったエピソードがあるんです。確か、高校生の面接を担当したときのことです。面接後に事務員さんが高校生に“緊張しましたか?”って聞いたらしいんです。でもその高校生は“楽しかったです!”といったそうです。何を隠そうそのときの面接官はわ・た・し!そういう風に感じて、いろいろと話してくれたんだな、とうれしく思いました。強面だからこそ、雰囲気つくりが大切ですね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。次はぐっさんこと、山口介護長です。よろしく~。