秋の始まり

空を見上げると夏の暑い時期に見ていた入道雲が、朝夕涼しくなりいわし雲へと変わりました。
いわし雲が夕日に照らされると、空の「青色」、夕日の「茜色」、雲の「白色」のコントラストがきれいで、
しばらく時間を忘れて眺めてしまう今日この頃です。

9月に入り恒例の「介護事業所作品展示会」が開催されました。
施設から少し離れた「イオンモール各務原」において、介護事業所にてリハビリや趣味活動でつくった作品を
集めて展示できる機会があり、当施設からも利用者様の力作を出品しました。
多くの方が利用する商業施設であるため、たくさんの方に見ていただくことができました。
施設からも展示会へ出掛けて、自ら作成した作品の展示状況を確認したり、他の事業所にて作成した作品を
見ていただくことができました。

9月の中旬は「敬老会」を開催しました。
当日はボランティアの方の演奏に合わせて参加者全員で合唱をしたり、健康に過ごすための心得を職員が
披露するなど、長寿と健康に過ごすことが出来た事へのお祝いをさせていただきました。
会の中では百歳を越えた利用者様を代表して表彰させていただき、一言いただこうとマイクをお渡しすると
「今年が最後かもしれません。ありがとう」と述べられました。会に参加していた他の利用者様からは
笑い声が聞こえましたが、ご本人は真顔で感謝の言葉を続けて述べられていました。
百歳を超えた利用者様の表情と言葉は、過去から現在に至るまでの幾多の出来事、短い言葉ではすべては
表現できない思いがあるのではないかと思うと、とても感慨深い場面でした。

9月の下旬は「秋祭り」を開催しました。
昨年までは8月のお盆の時期に納涼祭を開催していましたが、年々気温が上昇し、暑さ対策にも限界があると考え、
1ヶ月ずらして開催することになった行事です。
1ヶ月ずらしたことで、納涼祭での締めに行っていた盆踊りは、秋祭りには合わないから見送られ、9月は台風シーズンにあたる時期のため、天候が気になるなど不安な要素があるなか、秋祭り当日を迎えました。
当日は台風の影響もありましたが、午前中に雨はやみ、模擬店への影響もなく予定通り開始することが出来てひと安心。
秋祭りの開会式には日頃より、お世話になっているボランティアさんに盛り上げていただき、参加した方の笑顔あふれる式になりました。。
あっという間の時間でしたが、参加いただいたご家族、地域の方にも満足いただけ、事故等もなく無事終わることができました。