長野で正社員として介護職の求人を探す時のポイントは？

現在介護職では多くの人材が求められています。求人の内容は介護職未経験の方から有資格者まで、そしてパートから正社員まで幅広いものです。

求人情報を集めている人の中には今の職場から変わりたい方や、家庭の事情などで一度離職したもののそろそろもう一度働きたいと考えている方など様々だと思います。

今回は求人の中に求められる資格や条件などを集めて 、介護の現場で正社員として働きたい方のための情報を集めてご紹介します。

どんな施設で求人があるのか

長野市のハローワークでも介護職の求人情報はたくさんありますが、その中で正社員としての採用を募集している施設や求められる仕事には主に以下のものがありました。

• 病院内での介護
• 高齢者住宅の介護
• 通所介護事業所
• 有料老人ホームでの介護
• グループホームや特別養護老人ホームでの介護
• 訪問介護

介護サービスを提供する施設では正社員よりパートや派遣の求人が多く見られる傾向にあるようですが、不安定な非正規雇用より安定して勤務が見込める正社員は必要不可欠です。

求人の条件などはどうなっている？

多くの施設で求人のある介護職ですが、働くのであれば条件や内容も気になります。正社員を募集している求人情報の中から、その仕事内容についてどのようなものがあるのかいくつかご紹介します。

• ケアマネージャーのプランに基づいた訪問介護
• デイサービス利用者の日常動作・文化的支援
• 施設内での介護業務全般（食事の準備・介助、移乗介助、おむつ交換や排せつの介助など）
• 訪問介護における介護サービス全般
• グループホーム入所者の方々と共に食事の支度や買い物、レクレーションなどを通しての認知機能・生活機能の維持訓練などを行う。

求人情報に記載されている業務内容の大まかな内容は上記の通りでした。身体的な支援が必要な方、認知機能の低下による生活全般に支援が必要な方、またはどちらもが必要であるなど 介護を必要としている方は様々です。

それだけに介護における業務内容も勤務先の形態によって多岐にわたると思われます。

また、経験者優遇と記載してある施設もありますが、逆に未経験者でも応募できるという事だと思うので、これまで介護職に就いた事の無い方でもやってみよう！と意欲があればぜひ一度応募してみてはいかがでしょうか。

正社員とパート・アルバイト、どちらがいい？

一口に「介護職」と言っても、正社員かパートタイマー(アルバイトも含む)で業務内容は異なるのでしょうか。メリット・デメリットを見ていきます。

正社員のメリット・デメリット

まずメリットはどのようなものが考えられるでしょうか。

• 各種社会保険の充実
• ボーナスの支給
• 安定した収入
• ローンが組める(家や車の購入など）

安定した収入については、従来介護職はお給料が低いと言われてきましたが、働き方改革によって介護離職者を増やさない目的もあり、勤続年数などによって加算されるようになって来ています。

また、高齢化社会が進んでくるに従って介護職はより重要な職種になると考えられる事もあり、長く務める事でより安定した収入を得られるようになってくると考えられます。

次にデメリットと考えられるものはなんでしょう。

• 長期休暇の取りにくさ
• 責任が大きくなる

介護は人を相手にする仕事です。高齢者の場合が多く命に関わる仕事でもあるため、人手不足が叫ばれる現状では、施設勤務であっても、ケアマネージャーや生活相談員としての勤務であってもなかなかまとまった休暇が取りにくいのが現実のようです。

パートの場合は休日や勤務時間を自分の都合に合わせやすいというメリットがあり、新制度の「介護職に就労していた時間」に加算されない、社会的信用度が正社員より低いなどのデメリットがあります。

正規雇用以外であっても業務内容が正社員と変わらないなら待遇も同じようにするべき、という意見も上がっていますが、それらの改善は今後の課題だと思います。

まとめ

長野でもたくさんの介護職の求人があります。正社員としての求人は、パート・アルバイトに比べるとやや少ない印象ですが、安定した収入を求める場合はやはり正社員として就職したいのではないでしょうか。

業務の責任も大きくなりますが、それだけにやりがいも感じられると言えます。長期的に見ると、正社員は新制度により勤務年数(時間)で収入の上昇も期待できるようです。