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介護していて感じるつらい事、どうやって乗り越えますか?

介護の仕事はよく「3K」(きつい・汚い・危険)な上に給料が安い…と言われる事が多いのですが、それでも実際に現場で働く人の多くは「やっぱり介護の仕事が好き!」と胸を張って答えます。

とは言っても介護の仕事をしていると辛い事はもちろんあります。
介護をしていて突き当たる壁を、現場の人たちはどのように乗り越えているのでしょうか。

自宅で家族を介護している人にとっても同様につらいと感じる事はたくさんあると思いますが、今回は仕事として介護にあたっている人に注目したいと思います。

介護をしていてつらいと感じる事は何?

介護職に就いている人だけが介護をしているわけではなく、在宅で家族の介護をしている人もいますが、今回は介護の仕事をしている人にとってつらいと感じる事をまとめてみました。

・利用者さんとその家族の間に入る形になった時

・人材が足りず慢性的な忙しさが続いてしまう事

・職場での人間関係に悩むとき

 

もちろん辛いと感じる事は人それぞれですので他にもありますが、よく言われるのはこのような事が上がってきています。
確かにこの理由を見れば「それは辛い」と感じる方も多いのではないでしょうか。

ところで3Kとも言われる介護職に就いている方々の「辛い事」の中で、お給料が安いというのは上位ではないようです。
それ以上に人との関わり方の中に辛さを感じてしまうようです。

そんな辛さに耐えかねて「介護離職」してしまう人も少なくはありません。
ですが、なぜかいったん他業種についたものの「物足りなさ」を感じ、再度介護の現場に戻る方も少なくないのです。
一体それはなぜなのでしょう。

介護のつらさを乗り越えるには

一度離職したものの、介護の仕事が恋しくて結局介護職に再就職した人はいったい何を魅力と感じているのか気になります。

「利用者さんに笑いかけると、ほんとにうれしそうに笑い返してくれて、『ありがとうね』っていってくれるんです。ただそれだけで幸福感と言うか満足感を得られるんです。これは他の仕事では得られません」

実はこの方のように感じて復職する方は多いのです。利用者さんの笑顔が見たいから…と。
そう感じるのにはちゃんと理由がありました。

「情けは人の為ならず」と言う言葉がありますが、人間は「人に親切にすると幸福感が増す」ように出来ているようです。
つまり人に親切にする事は、その人の為と言う以前に自分の為(自分が幸福感を得るため)と言う事です。

そう言ってしまうとエゴかと誤解されるかも知れませんが、そうではなくて自分にとってもよい行動であり、その時に感じる幸福感を忘れることが出来なくて復職したくなるようなのです。

ヘルパーズ・ハイと言う言葉がありますが、誰かのために自分が手を差し伸べる事でドーパミンやオキシトシンと言う幸せホルモンが分泌される事でストレスが緩和され幸せな気分になれるとされているのです。

「職場の人間関係に行き詰まりを感じて辛くても、利用者さんとのふれあいの中で笑顔になれたり幸せな気分になれるから続けられるんです」と教えてくれる方もいました。

不満はあっても「それと介護は別」と割り切れるメンタルの強さを養っている「修行だ」と位置付けている人もいました(笑)

まとめ

社会に出て働いていると、どんな仕事でも辛い事や辞めたいと感じたことは一度や二度ではないはずです。
そんな中でいかにやりがいを感じることが出来るかが大切ではないでしょうか。

多くの介護職員の方々が今の仕事にやりがいを感じていると答えています。
それはやはり利用者さんとのふれあいの中で感じる幸福感と満足度が高い事が理由ではないでしょうか。

介護を通して自分のスキルもアップしますし、仕事は仕事だと割り切ることも大切です。
それ以上に、自分が幸福感を得られるためだと捉えたり、利用者さんの笑顔のおかげで乗り切れるかもしれません。

 

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