2021年度の新規採用職員、集合研修で学んでます!! ~長野エリアより~
新年度がスタートしました。
新規採用職員も3月31日の辞令交付式を無事に終え、4月1日から業務開始となりました。長野エリアでは16名の新規採用者がおり、1日からは介護部門に配属の14名にて「集合研修」が行われました。集合研修とは4月中に間隔を空けながら5回開催されます。毎回ごとにテーマがあり、研修時に学んだことを介護現場に入った時に実践し、次の研修時には振り返りを行い、また新たなこと学び、実践、を繰り返していきます。まずは、業務優先ではなく、介護の根拠や理由をしっかりと学ぶことに重点を置いています。数年前より法人内では同様の内容で行われています。
今回は、私が担当した集合研修の2回目:12日(月)の研修時のご様子をお伝えします。この日のスケジュールは、まずは1日(木)の集合研修以降、「現場実習課題」といった課題を業務に入る中で実践してきているので、その振り返りを行いました。その後、「健康管理、高齢者の病気の特徴、バイタルサイン等」についての講義、実際にバイタル測定を行ってみます。「入浴」について、ここではマニュアルを基に入浴の意義や注意点等を学び、実際に「入浴体験」もします。本当であれば、全員に入浴体験をしてもらいたいのですが、こういった時期ですので、2名の職員に代表して入浴をしてもらいました。「整容更衣」についてでは、実際にベッド上や車いす上での衣類の着脱介助を行ったり、清拭や口腔ケアの方法等についても学びました。介護学校を卒業してきた職員もいれば、そうでない職員もいます。どの職員も真剣に、積極的に質問もする姿もあり、良い雰囲気の中で一日の研修を終えることができました。職員同士の仲も深まってきており、緊張も解れてきているようでした。
一昨年までであれば、法人内の新規採用職員が集まり宿泊型の集合研修を行えていましたが、新型コロナウィルスの影響により、昨年からは今までとは違った方法での開催をせざるをえません。常々、言われていることですが、できないことを悔やんでいても仕方ありませんので、「どうやったらできるのか」「今だからできることはないのか」「新しい手段はないのか」といった思いを胸に、新規採用職員が法人職員としての自覚、社会人としての自覚を持ち、この会社に入って良かった、介護の仕事につけて良かったと思ってもらえるようサポートしていきたいと思います。毎年、新規採用職員と直に関わる立場にあり、自分自身も多くの刺激を受け、「初心」を思い出します。新年度、まだまだ先の見えない不安定な状況ではありますが、誰のために、何のために、自分に出来ることは何か、今できることを全力で、と自分自身を奮い立たせて1年間走り続けたいと思います。
以上、ユニット型特別養護老人ホームグレイスフル塩尻、斉藤でした。
※写真は研修最後に撮影した集合写真、講義時の様子になります。