介護福祉士の働き方を知ってる?どんな職場や勤務時間のところがあるの?
介護福祉士を目指したい、これから介護士として働きたいという方も多くいます。しかし、介護福祉士はどういった働き方をしているのか、詳しく知らないという方もいるのではないでしょうか。今回は介護福祉士が働く介護現場はどのようなところがあるのか、働き方や勤務j時間はどのようなものがあるのかなどを詳しく解説していきます。
目次
介護福祉士が働く職場
介護福祉士が働く介護の職場とは、どういったところがあるのでしょうか。一般的には特別養護老人ホームやデイサービス、訪問ヘルパーなどが挙げられます。働き方や勤務時間は施設によって違うので一概には言えませんが、基本的なことを知っておくと自分に合った就職先を見つけることができるでしょう。
介護福祉士の働き先①特別養護老人ホーム
特別養護老人ホームは、24時間体制で常に介護士が待機していなくてはなりません。基本的に入所の要件が要介護3以上の方となっているため、どの入所者の方も常に人の手を必要としています。そんな施設では、介護福祉士の働き方はどのようになっているのでしょうか。
こういった施設では、勤務時間は2交代制や3交代制、多いところでは4交代制に分けられています。2交代制であれば日勤と夜勤があり、時間は事業所によっても違ってきますが日勤が朝8時もしくは9時から夕方の16時であることが多いです。夜勤は夕方に16時から翌朝の8時、もしくは9時までとなります。3交代制の場合は日勤と夜勤に加えて準夜勤が入り、もっともスタッフが必要な夕方から夜の時間帯にかけて人数を増やす事業所があります。そのほか、4交代制で早番が入るところもあり、この場合は朝の起床から朝食まで人手が多く必要になるためです。そのほか、有料老人ホームや介護老人保健施設など24時間体制の施設のほとんどは似たような勤務体制になっています。
介護福祉士の働き先②デイサービス
デイサービスの場合は、どこの事業所もほぼ同じ時間帯に働くことになります。基本的には、朝8時半から夕方の17時半までです。また、日曜日は休みになっています。もちろん事業所によって多少の違いはあり、ところによっては早番が設定してあったり日曜日にも受け入れたりします。しかし、ほとんどの事業所は朝利用者の方を迎えに行き、夕方に家に送るのがデイサービスの働き方です。
介護福祉士の働き先③訪問介護
訪問介護は施設などとは働き方が少々異なっていて、1時間、2時間などの時間単位で利用者の方の自宅に訪問し、必要な介護を行います。基本的には朝8時半ごろに出勤し、17時半ごろに退社するところがほとんどです。中には登録ヘルパーといった働き方もあり、週に1日だけ働くということも可能です。変則的な働き方ができるので、時間に融通が利くのが大きな特徴といえるでしょう。
施設の種類で働き方は変わる
介護福祉士の働き方は、どのような施設を仕事先として選ぶかによって大きく変わってきます。また、中には夜勤だけをするという働き方もあり、自分に合った働き方が選べるのが介護職の大きな魅力といえるでしょう。事業所や事業内容によっては働き方にかなり融通が利くところもあるので、とくに子育て中の主婦や年金生活に入った方などにもおすすめです。
まとめ
介護福祉士は夜勤だけや日勤のみの職場、1日4時間だけや週1日だけといった変則的な働き方ができるのが特徴の仕事です。資格を取得したばかりの方も何年かブランクがあるという方も、資格とやる気があれば就職先を見つけることは難しくありません。これから介護福祉士を目指したいという方は、どういった働き方をしたいのか、どのような職場に就職したいのかを事前に考えてある程度施設を絞っておくことをおすすめします。とくに求人票を見るときには、給与やそのほかの条件と同じくらい、勤務時間もよく確認しておくといいでしょう。この記事を参考に、自分に合った働き方を見つけてみてください。