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介護福祉士を受けるにはどうすればいい?準備や対策を考えよう

介護福祉士を受けるには、どうすればいいのかをご存じでしょうか。受験資格を満たすのは当然のことですが、試験への対策や準備など試験を受けるには条件だけ満たせばいいというものではありません。何度も受けることなく1度で受かるためにも、しっかりと対策して万全の準備を整えておくことが重要です。

介護福祉士を受けるには

介護福祉士試験を受けるには、いくつか条件があります。思いついて勉強すれば受けられる、というものではありません。基本的には、3年以上介護の仕事に従事したうえで実務者研修を取得するコース、高校卒業後に養成施設を卒業するコース、福祉系高校を卒業するコース、特例高校を卒業後に9か月以上の実務経験を経て介護技術者講習を修了するコースの4つのコースが存在します。すべてのコースで実技試験は免除されるので、実質介護福祉士の試験は筆記試験のみということを覚えておきましょう。自分にはどのコースが合うのかを把握して、試験を受ける年を決めておきましょう。

介護福祉士試験を受けるための準備

介護福祉士試験を受けるためには、事前の準備が大切です。資格取得要件を満たしていたとしても、準備をしていなければ試験は受けることができません。まずは試験日程を調べて、介護福祉士試験を受けるにはどのような準備が必要なのかを知っておきましょう。

日程を把握する

介護福祉士試験は、毎年1回だけ実施されます。試験は1月に行われ、会場は全国に34か所用意されているので自宅から一番近い試験会場へ行きましょう。ただし、試験自体は1月でも書類の提出などの事前準備は前年からしておく必要があります。とくに実務経験ルートを選択する場合は、介護の仕事に携わった年数を計算しておくことが重要です。日数が足りなければ、試験を受けることができません。

実務経験ルートの場合は証明書を用意

介護福祉士試験を受験するためのコース選択で、もっとも多いのが実務経験ルートです。実務経験を経て受験する場合は、事前に事業所から実務経験証明書を作ってもらう必要があります。また、3年間の間に複数の事業所に勤めていたという場合でも日数は合算できるので問題ありません。とはいえ、その場合はすべての事業所から実務経験証明書を出してもらう必要があるのに加えて、従事日数内訳証明書も必要になります。事業所によっては用意するのに時間がかかるということもあるので、早めに打診しておきましょう。ただし、これらの証明するべき日数は必ずしもすべてが正社員である必要はなく、パートやアルバイトの方でも日数や時間を計算して3年以上実務経験があると判断されれば試験を受けることが可能です。

手引きを取り寄せる

どのコースを選択したとしても、必ず準備しなければならないものがあります。それが、「受験の手引き」です。受験の手引きは申し込みに必要な書類になるので、必ず取り寄せてください。取り寄せてから受験の申し込みを行いますが、申し込める期間は試験が実施される前年の8月から9月の間になります。細かい日程は年によっても違ってくるので、確認しておきましょう。注意点としては、「受験の手引き」は取り寄せるのに多少時間がかかるため、ぎりぎりになって申し込むと間に合わない場合があるというところです。そのため、受験するときには早めに取り寄せておきましょう。

受験対策をしよう

介護福祉士試験は、国家資格としては取得しやすい資格です。合格率も6割から7割と高く、きちんと対策をして勉強すれば問題なく合格できる範囲です。とはいえ、何もしないで合格できるほど甘いというわけでもありません。過去の問題集を解くことはもちろん、独学では難しいという方は通信教育という方法もあります。出題基準や合格基準を事前に調べておき、自分に合った方法で勉強をしておくといいでしょう。

まとめ

介護福祉士を受けるには、ただ単に受験資格を満たせばいいというものではありません。1度で合格できるように受験をする前の準備をきちんとして、もれなく試験対策をしてから挑みましょう。

 

 

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