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利用者様へのサービス向上の取組み

こんにちは♬ 特別養護老人ホーム グレイスフル春日井です。

当事業所は、1997年に開所した従来型の特養です。
今回は、当事業所が取り組んだ「利用者様主体のケアを目指す」について、ご紹介をします。

昨年度の取り組み
1)職員全員で利用者様の気持ちを理解する。
・「教材(虐待チェックノート)を活用」ケアを行う上で重要なこと(権利意識・人権尊重への理解、認知症の理解、情報共有の重要性)を学ぶ。
・「疑似体験の実施」3時間の車椅子体験を実施。
・「いいねカードの活用」一緒に働く職員の利用者様の対応等が良かったら、カードを活用していいね!を伝え合あい、利用者様本位のケアを確認し合う。

2)職員主体となっているケアについて方法を見直す。
・「入浴・食事の業務改善の実施」入浴表の組み方、役割分担、移乗方法の見直しを実施する。食器のセッティング方法の見直し、下膳方法の見直しを実施する。
・「各職種の役割分担の見直し」血圧測定・体重測定を介護職から看護職の実施に変更する。シーツ交換・洗濯物たたみを介護職から介助員の実施に変更する。そのことにより、介護職が行う、身だしなみケア・余暇活動の時間を確保する。

※この取り組みは、QC手法を用いて取り組み、法人内QC発表会で銅賞を受賞しました!

今年度の取り組み
3)利用者様の生きてきた人生、ご家族とのつながりを大事にする工夫に取り組む。
・利用者様のお部屋にメモリアルボードを設置する。ご家族にご協力を得て、利用者様の思い出の写真(ご本人の若いころの写真、働いている時の写真、結婚式の写真、家族との写真など)や、お好きな写真(ペットやお花など)を貼り出す。懐かしさや楽しさが蘇り、利用者様の笑顔や活気につなげる。
・看取り利用者様のご家族から「長年住んだ自宅に帰らせてあげたい」というご要望を受け、事前の下見の対応や、必要な福祉用具の準備、担当医師とも相談をしたうえで、ご自宅への帰省を実現させる。

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新しい取り組みのチャレンジすることで、私たちは、与えられた環境で何をどうするかは自分達次第であり、自分達にしかできないケアがある、という考えを持てるようになりました。

利用者様、1人ひとり沢山の人生の背景があること、活躍されていたこと、大事にしたいこと、大切にしたい人やものがあることを知り、これからも利用者様の生活が豊かなものになるように頑張っていきたいと思います♪

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