【ジョイフル名駅!】ICT機器の活用でサービスの質を高める
こんにちは。
介護老人福祉施設 ジョイフル名駅ですヽ(^o^)丿
介護老人福祉施設 ジョイフル名駅では、今年度、介護ICT機器(眠りスキャン)の活用を開始しました。
介護ICT機器(眠りスキャン)は、シート状のセンサーをマットレスの下に敷きこむだけで、身体に何も装着することなく、ベッド利用者の呼吸数や心拍数、睡眠状態、覚醒、起き上がり、離床動作などを遠隔においてリアルタイムに把握することができるセンサーです。睡眠日誌で1人ひとりの生活リズムも把握できるので、1人ひとりに合わせサービス提供の見直しにもつながっています。
活用事例⓵
利用開始初期段階での生活リズムの把握
特養本入所、ショートステイ利用時は、利用者様の生活リズムの把握が重要であるが、円滑な把握が可能であるか検証する。
男性(75歳) 要介護3 👴
障害高齢者の日常生活自立度A2 認知症高齢者の日常生活自立度 Ⅱa
ショートステイを利用開始。ご家族も同居していなかった為、本人様の夜間のご様子について情報が無い状態であった。トイレにご自身で向かわれるが尿意曖昧であり、日中声掛けを行うと、「忘れとった。助かった。」と安心される様子見られていた。
効果
1カ月の測定により、規則的に22時~6時は眠られているが、2時前後でトイレの為、覚醒されるというデータをとることができた。2時頃におトイレへのお声かけすることで、排泄の失敗なく、スムーズな誘導と生活リズムの維持につなげることができた。
活用事例⓶
認知症や持病等で生活リズムが崩れた方の生活リズムを把握
崩れた生活リズムを整えるため、どのタイミングでどのようなケアを提供するのか検討するために活用する。
女性(80歳) 要介護3 🧓
障害高齢者の日常生活自立度A1 認知症高齢者の日常生活自立度 Ⅲa
夜間不眠傾向あり、多い日で5時間以上、夜間帯にフロアを歩かれていた。眠前薬の使用が開始されたが、歩行される中で転倒されることもあり、ふらつきなど転倒リスクの増加が懸念される状況であった。
効果
眠剤の服用時間を統一し、効果が出るまでの時間を把握したことにより、服用から30~60分程でほぼ眠られることがわかった。また、約6時間後に覚醒されることもわかった。ベットへ誘導するタイミングや、ベットから共有スペースへ誘導するタイミングがわかったことにより、職員がお声を掛けるタイミングも統一することができ、質のよい睡眠、転倒予防につなげることができた。
サービスの質の向上と働きやすい職場つくりを目指して、これからも頑張っていきます!
下記は、ジョイフル名駅の入社1~3年目のフレッシュな介護職員です♡ いつもありがとう!