【サンサンリゾート新栄】施設勉強会 ノーリフティングについて
みなさん、こんにちは。
1月も終わりに近づいてきましたね。
本日は、職員の勉強会の様子をご紹介させていただきたいと思います。
今月は「ノーリフティング」について学びました。
ここで「ノーリフティング」について簡単に説明させていただきます。
定義:押す・引く・持ち上げる・ねじる・運ぶを(過度な負担を伴う状態で)絶対に人力で行わないこと
介護場面だけでなく、日常生活においても姿勢・体の動かし方・コミュニケーションなど様々な要素を意識して、身体に負担が少ないように、動作を行っていきます。
その一つとして福祉用具を使用していくこともあります。
ノーリフティングポリシーを取り入れることで、
①利用者様へのサービス向上
②ご家族様へのサービス向上
③職員の労働環境改善 が期待されます。
今回は福祉用具の使用法(車椅子・スライディングボード・床走行式リフト)について実技を含めた勉強会を実施しました。
①車椅子
当施設ではひじ掛けが上がる跳ね上げ式の車椅子を使用しています。
跳ね上げ式を使用するメリットや注意点、車椅子をたたんで持ち上げる時のコツなどを学びました。
②スライディングボード
ボードに臀部を乗せ、いざり動作により移乗を行っていく福祉用具になります。
車椅子⇔ベッドの移乗方法について学びました。
臀部とベッドの間にボードを入れる時のコツや移乗時の注意点について学びました。
③床走行式リフト
スリングを使用し、リフトによって移乗する方法になります。
介護度が高い利用者様に使用していきます。
今回は車椅子⇔ベッドの移乗方法について学びました。
リフトの設置方法、スリングのかけ方、リフトで持ち上げる時の注意点などについて学びました。
今回の勉強会は、当施設のリハビリ職が実施しました。全国ノーリフティング推進協会でも講師を務められている方であり、福祉用具を現場で使用する時の注意点などを細かく勉強することができました。
利用者様・家族様・職員が無理な負担なく介護ができるように、日々努力を積み重ねていきたいと思います。