【数十年働いて思う事】

皆様こんにちは！

私は　長野エリア特別養護老人ホーム　グレイスフル木曽で働いております看護職の橋爪です。

これで２度目の投稿になります。

今現在も伊那から木曽へ通勤しています。丁度、雪が降り始めるようになった頃、帰宅する際に権兵衛トンネルに入ろうとした時に鹿（メス）が枯れた木を食べているではないですか。

近場で見て、すごく大きくて驚きました。長く勤務していると、色々な場面に出会いますね。

私はこのサン・ビジョン　長野エリアに働き始めて19年5カ月が経ちました。

働き始めたのは箕輪のデイサービスからで、病院勤務をしていたので、何もわからず、周りの職員さんの仕事を見たり、教えてもらいながら入浴介助・食事介助・排泄介助・送迎等をしてきました。

高齢者と会話をしていると、教えられたり、教えたりしながら過ごしてきていましたしその中でも「笑顔になれる、よい施設で過ごして良かった」と思える場所を作れればよいなと思いながら

他職種と色んな事を相談して行ってきました。デイサービスでは、リハビリ・脳トレ・食事ツアー・買い物ツアー・おやつ作り等　利用者様が楽しく１日過ごして頂き、お家に帰られた後は、ご家族

様に楽しかったと話しができるような企画をたてて行ってきました。その時の利用者様の笑顔が忘れられません。

現在は、特養で仕事をしていますが、デイサービスとは違い、自宅と同じように最期まで過ごせるような環境で過ごして頂き、できない事のお手伝いや体調管理等をし、ケアをしています。

時には、住み慣れた環境で息をひきとる方もいます。それは自然の流れだと思っています。頑張って生きてきた人生に幕を降ろす。幕を降ろした利用者様の顔は苦しい顔ではなく、安心した顔をして

います。ご家族から、ここで看てもらってよかった。苦しんだ顔ではなく、良い顔をしている。ありがとうございました。と言われた時は、この仕事に携われてよかったな。と思っています。

高齢者の方々は人生の先輩だよ。と法人で話しをして頂いた事があります。本当にそうだよね。と思う事が多々あります。

自分の年齢が１年歳をとる度に、もう少し頑張ろうと思う毎日です。

高齢者の方達の笑顔で過ごせるように、これからもケアをしていこうと思っています。

特別養護老人ホーム　グレイスフル木曽
看護職　橋爪　はじめ