「地元のおいしいご飯」
皆様こんにちは。
今年の春は花粉や黄砂に加え、気温差が激しく体調管理が難しいと思いますが、
皆様体調はいかがでしょうか?
ジョイフル各務原では、毎年春になると「お花見御膳」が振舞われます。
桜を見て楽しみ、お花見御膳で春を味わうという、2本立てで春を満喫できます。
お花見御膳のお品書きは、こちらです。
【常食】
・にんじんご飯
・茶碗蒸し
・天ぷら(抹茶塩を添えて)
・煮もの
・さわらの木の芽味噌
・いちごのデザート
【なめらか食】
・菜飯
・茶碗蒸し
・えびシュウマイ
・煮もの
・さわらの木の芽味噌
・いちごのデザート
ユニットでは、お花見気分を盛り上げようと、ノンアルコールビールも
準備しました。
利用者様の中には、おいしそうにビールを飲み干し、「もう一杯」と、おかわり
される方も。お花見気分を楽しみ、味わっていただく事ができたと思います。
突然ですが、皆様、にんじんご飯をご存じですか?
お恥ずかしながら、私自身、この仕事をするまで知りませんでした。
にんじんご飯を知ったきっかけは、江南市の施設で働いていた時に、女性の
利用者様に「何か食べたい物はありますか?」と尋ねると
「にんじんご飯が食べたい。昔はよく作ったもんだけど、ここでは出ないね。
久しぶりに食べたいわ。」と言われました。
にんじんご飯を知らないと伝えると驚かれてしまいましたが、
どんなご飯なのか教えて下さいました。
どうやらよく食べる炊き込みご飯とは少し違うようですが、当時の私には
違いが分からず、「あんたもいっぺん食べたら分かる。本当においしいんだよ。
食べた事ないなんて、もったいないわ。」と言われたのを思い出します。
今更ながら調べてみると、人参の生産が盛んな岐阜県各務原市の鵜沼地区では
人参と椎茸、油揚げなどを入れた炊き込みご飯「金魚飯」という郷土料理が
有名だそうです。
金魚飯の名前の由来は、炊き込みご飯の中の人参が金魚のように見える事から
「金魚飯」と呼ばれているそうです。昔から村の祭りや会合などでよく食べられて
おり、各務原市内では学校給食としても提供されているそうです。
ジョイフル各務原に異動して、初めてにんじんご飯を食べました。
利用者様に教えていただいた通り、人参と油あげというシンプルな炊き込み
ご飯ですが、人参の優しい甘みが口いっぱいに広がり、素朴ですが味わい深い、
おいしいご飯でした。
コロナ対策が緩和され、お出かけの機会も増えていく中で、その地域の郷土料理や
ご当地グルメをいただくのも、お出かけの楽しみかと思います。
各務原市に来られた際は、ぜひ、にんじんご飯(金魚飯)を食べてみて下さい。
(各務原キムチも有名です。こちらも各務原市の特産品にんじんが入っています。
辛さ控えめで日本人好みのあっさりした味のキムチです)
現在、一緒に働いて頂ける方を大募集しています。
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閲覧頂き、ありがとうございました。 JF各務原 介護長 谷井 童菜