【グレイスフル上伊那】私の仕事
ケアマネジャーを始めて5年弱。あくまでも個人的な所感を綴りたい。
この仕事は、目に見えづらい。成果を数値で図ろうとしても、感情が物差しになることが多く、どうしても自分の中に疑問符が残る。
この仕事は、心では重すぎることがある。変えることのできない過去、どうしようもない現実、言葉では動かせない人の感情、対人援助職に従事するが故に向きあわなければいけない事柄は、いともたやすく心を削る。
それでもこの仕事を続けていると、今、届いた、と思える時がある。誰かの支えになっていると実感することがある。自分の仕事が、巡り巡って社会を支えているのではないかと思う時がある。
目に見えないものに自分で価値を付けていくことが、この仕事ではできると思う。